自宅の外壁塗料は何を塗られる!?施工前に6種類の塗料だけは知っておこう。

目次

どんなペンキを塗られるのか施工前に知るべき

外壁でも、屋根でもいいのですが業者にお願いする場合

「外壁が傷んできたので塗装をしてください」とお願いするのが大半だと思います。

お願いするところまでは良いのですが、その後どんな種類の塗料を塗られてるか

皆さん、考えたことはありますか?

多分、塗装業者にお任せで、どんな塗料が塗られているのかも解らないで

お金を払っていませんか?

悪いとはいいませんが、普通に考えると

スーパーで魚の缶詰めを買ったが中身はわからない!

そんな買い物のしかたってありませんよね。

塗料の種類が解ったところでどうなの?と思われる方もいるかも知れませんが

最低限どんな塗料を塗られているか把握したうえで、料金を払いたいものです。

塗料にもいろいろな特徴があるので、ここで確認していただければと思います。

まずは定番塗料(シリコン塗料)(ラジカル塗料)

外壁塗料の中でも最も定番な塗装は「シリコン塗料」です。
最近は「ラジカル塗料」という塗装材も使われてきていますが、まだ商品化から日が浅いので

まだまだ、普及は進んではいないものです。
今の現状ではシリコン塗料を塗るのがベターだとされています。

主な外壁塗料6種類(耐用年数/施工費用)

こちらは、外壁塗装の主な塗料のメンテナンス周期・リフォーム費用の比較表です。
年数、金額はあくまで目安です。
立地条件や気候などで変動はあります。

塗  料 耐 用 年 数 施 工 価 格
アクリル 3~8年 1000~2000円/㎡
※施工費を安くしたい
ウレタン 5~10年 1700~2800円/㎡
※なるべく施工費を安くしたい

※塗装が剥がれた場所への塗装

シリコン 7~15年 2300~3800円/㎡
※コスパがよく良い塗料を塗りたい

※実績があり人気のある塗料を塗りたい

フッ素 12~20年 3500~5000円/㎡
※上質な塗料を塗りたい

※メンテナンスの頻度を減らしたい

※長持ちさせたい

ラジカル 8~16年 2200~4300円/㎡
※リーズナブルで高性能な塗料を塗りたい

※最新技術の塗料を塗りたい

セラミック 10~25年 2300~4800円/㎡
※外からの熱を軽減したい

※断熱性能が高い塗料を塗りたい

 

「アクリル塗料」の特徴・価格・おすすめ塗料

「アクリル塗料」は、塗料の主成分がアクリル樹脂の塗料のことをいいます。
この塗料は昔からある塗料で、重ね塗りが容易で、DIYなどの塗料としてよく使われます。

ちょっとした鉄板や自動車の上塗り、コンクリート(モルタル)面などでも使うことが多いです。
昔は外壁などにもよく使われていましたが、最近は耐用年数が短いことからあまり使われなくなってきました。

アクリル塗料の平米単価(参考)

アクリル塗装の費用相場は、1㎡あたり1,000〜2,000円程度と、最も低価格な塗料です。
頻繁に塗り替えたい箇所に使えば、大変リーズナブルと言えます。

アクリル塗料のおすすめ材料

日本ペイント

水生ケンエース

関西ペイント

アレスアクアグロス

 

「ウレタン塗料」の特徴・価格・おすすめ塗料

「ウレタン塗料」は柔らかい材質となっているので、密着性と弾力性に優れています。
そのため、形状が複雑な面に対しても密着して塗装することが出来ます。

外壁、モルタル面に塗った場合、弾力性があるため多少のヘアクラックでは
表面にひび割れを起こしたとしても、弾力性があるため

表面にはひび割れとして表れてくる確率を低減できます。
しかし、他の塗料より多少ですが、ウレタンは紫外線によって変色しやすい傾向にあります。

ウレタン塗料の平米単価(参考)

ウレタン塗料の施工費は、1㎡あたり約1,700〜2,800円です。
シリコン塗料に比べ耐用年数が短いため、10年に1回のメンテナンス周期と考えましょう。

>> ウレタン塗料の特徴・費用相場

ウレタン塗料のおすすめ材料

日本ペイント

水性ファインウレタン

エスケー化研

クリーンマイルドウレタン

 

「シリコン塗料」の特徴・価格・おすすめ塗料

「シリコン塗料」は現在主流の塗料で、これを塗っておけば間違いない!
といってもいいくらい、何処の現場でも使われていることが多い材料です。

コストパフォーマンスも非常に高く、よく解らなくなたらこの塗料を選べば
間違いないというくらいの塗料です。

耐久性・耐水性・価格のバランスがよく、耐用年数も8~15年で比較的長い材料です。

シリコン塗料の平米単価(参考)

シリコン塗料の1㎡あたりの施工費は2,300〜3,800円くらいです。
比較的安価で、長持ちする塗料を使いたい方に最適な塗料です。

>> シリコン塗料の特徴・費用相場

シリコン塗料のおすすめ材料

日本ペイント

サーモアイSi

関西ペイント

アレスシルクウォール

 

「フッ素塗料」の特徴・価格・おすすめ塗料

「フッ素塗料」は、耐候性が高いためあらゆる気候条件にも対応できる塗料です。
耐用年数が15〜20年位と非常に長いのも特徴の一つです。
住宅に使ってももちろんいいのですが、短期間でのメンテナンスを避けたい
大型商業施設などで多く使われています。
費用が高いので、一般住宅では、外壁よりも施工面積の狭い屋根にのみ採用されるパターンが多いです。

雪が滑り落ちやすいので、積雪地帯の屋根の塗装でも親しまれています。

フッ素塗料の平米単価の目安

フッ素塗料での施工費用は、1㎡あたり3,500〜5,000円とやや高額です。
タイプや機能によって価格が大きく異なりますが、1㎡につき2,000〜2,500円程度で施工できる商品もあります。

初期費用はかかりますが、これからも長く住む予定の建物で、今後の塗り替え頻度を減らしたい場合には適している塗料です。

>> フッ素塗料の特徴・費用相場

フッ素塗料のおすすめ材料

日本ペイント

ファインフッソ

ロックペイント

サンフロンUV

 

「ラジカル塗料」の特徴・価格・おすすめ塗料

「ラジカル塗料」は自分もあまり使ったことはないのですが
そのうち使ってみたいと思う材料です。(価格が合えばの話ですが)
外壁などは劣化が進むとチョーキング現象と言って、表面が粉状になってしまう事がありますが
それを抑える軽減するために開発された塗料です。

ラジカル塗料の平米単価の目安

ラジカル塗料でのリフォーム費用は、1㎡あたり2,200〜4,300円が目安です。
価格帯は従来のシリコン塗料、耐久力は従来のフッ素塗料とほぼ同等であることから
外壁塗装で首位の塗料になりつつあります。

>> ラジカル塗料の特徴・費用相場

ラジカル塗料のおすすめ材料

日本ペイント

パーフェクトトップ

関西ペイント

アレスダイナミックTOP

 

「セラミック(断熱/遮熱)塗料」の特徴・価格・おすすめ塗料

成分にセラミックが配合された塗料のことを「セラミック塗料」と言います。
セラミック塗料は仕上げのデザイン性が向上します。

又、遮熱や断熱性にも高い性能を発揮することが出来きます。
同じセラミック塗料と言っても、それぞれ効果が違ってくるので注意が必要です。

同じセラミック塗料でも主に3種類に分けられるのですが

仕上がりが石材調ふうになうる塗料

断熱、遮熱効果をもつ塗料

低汚染で汚染を防ぐ塗料

の3つに分類されます。

耐用年数は約10〜20年ですが、合成樹脂の成分によって変化します。
例えば「セラミック+シリコン配合の塗料」よりも「セラミック+フッ素配合の塗料」のほうが、耐久性が高いです。

ちなみに「断熱塗料」「遮熱塗料」は、性質が異なります。

「断熱塗料」は、日光を取り入れつつ、室内⇔室外の熱を行き来しにくくする働きをするのが特徴で
夏の冷房・冬の暖房どちらの効率も向上させます。

「遮熱塗料」の場合は、太陽の光を遮ることによって自然光の熱をカットするため
夏場は涼しく感じますが、冬場も室内の温度が下がってしまう可能性があります。

セラミック(断熱/遮熱)塗料の平米単価の目安

セラミック配合塗料の施工費用は2,300円〜4,800円/㎡、断熱・遮熱効果の高い『GAINA(ガイナ)』であれば3,500〜5,000円/㎡くらいです。
ただし石材調のデザインにしたい場合は、施工時に非常に手間がかかるため、約7,000〜16,000円/㎡の単価となると思われます。

セラミック(断熱/遮熱)塗料のおすすめ材料

日本ペイント

パーフェクトセラミックトップ

関西ペイント

セラMレタン

 

塗装について、ちょとした知識

もう少し詳しく塗装のことを知りたい!という方のために、塗料の「主材料」や「水性・油性の違い」など
のことについても少しお話しましょう。

何が知りたいのか、何を話ししたらいいいのか解らない状態なので
解ってることを適当に言っちゃいます。

知っておくと安心!塗料の分類・違いについて

塗料は4つの成分から、いろいろな塗料がつくられています。

顔料
カラーを付けるために使われる。
なので「クリヤー(透明)塗料」には、顔料は入っていないということになります。
合成樹脂
塗料の耐久性を左右する。「シリコン」「フッ素」など。
希釈剤(水性/油性)
顔料や合成樹脂を溶かして塗りやすくする「水」「シンナー」などの薄め液。
添加剤
特別な機能を付加する。
防腐剤、乾燥剤、艶(つや)を加減する「艶消し材(艶調整材)」、密着性を上げる「湿潤剤」、粘度を上げる「タレ止め剤」など。

好みの塗料を選ぶためには、この内の「合成樹脂」や「水性/油性」の違いについて理解しておくと、より安心です。

塗料は樹脂で違ってくる(アクリル/ウレタン/シリコン/フッ素・・・)

「合成樹脂塗料」は、塗料を選ぶ時の大事なポイントになってきます。
この樹脂によって性能、耐用年数などが全て変わってきます。

合成樹脂には4種類あり、アクリル<ウレタン<シリコン<フッ素の順で、耐久性が高いです。
その他、ポリウレタン樹脂、塩化ビニル樹脂、エポキシ樹脂などいろいろあります。

実際、最近では「シリコン塗料がよいらしい」「フッ素塗料は長年持つ」と言われることは多いですが
これが、合成樹脂によって劣化のしにくさが異なることを表しています。

最近話題の「ハイブリッド塗料」について

高機能な外壁塗料に「ハイブリッド塗料」というものがあります。
ハイブリッドとは、性質の異なる複数の成分を混合・組み合わせることを意味します。

先ほどしたご紹介「ラジカル塗料」や「セラミック塗料」といった塗料は
シリコンなどの合成樹脂と、特有の成分を混合(ハイブリッド)して作られています。

例えば「シリコン樹脂」と「セラミック素材」の、それぞれの魅力を活かした
「シリコン+セラミックを混合したハイブリッド塗料」などがあります。

さらに、このような塗料はすべて「水性/油性」「1液型/2液型」に分けることができます。

最近話題の「ハイブリッド塗料」とは?

「水性塗料」と「油性塗料」

水性塗料と油性塗料は、塗装時に使用する「希釈剤(薄め液)」が異なります。
水性塗料には水が、油性塗料にはシンナーなどの有機溶剤が、それぞれ用いられます。

長い間、油性のほうが耐久力があるとされ、外壁には「油性(溶剤)塗料」が採用され続けてきました。
しかし、シンナーの強い臭いや、引火性、環境への影響を懸念されることから

公共工事では水性塗料が使われることが多いです。
溶剤型の塗料についても弱いシンナーを活用して臭いや刺激を抑えた

「弱溶剤」という種類の油性塗料も開発されてきています。
最近は「油性(溶剤・弱溶剤)塗料」「水性塗料」ともに、長寿命で外装に利用しやすい商品が増えています。

ただ、水性塗料は積雪地域の冬場の施工に関しては、環境に良いかも知れませんが
施工性は非常に手のかかる材料でもあります。

冬場の水性塗料は凍結するので使用の際は十分注意が必要です。

「1液型」と「2液型」

塗料には水性と油性がありそれぞれ特徴があったりします。
水性塗料と油性塗料には、「1液タイプ」と「2液タイプ」があります。

施工性で言うと1液タイプの方が施工時に材料を作る際に手間がかからないとう特徴があります。
一方で2液タイプは主剤、硬化剤などの希釈が現場では手間がかかったりします。

その代わりに、1液タイプよりも質が高く塗れる下地素材の範囲も広くなったり
塗装箇所も選ばないうえ、長持ちするのが2液タイプの特徴です。

単純に2液タイプの方が材料的には高品質だと思っても良いでしょう。

>> 塗料の”1液型”と”2液型”の違い・メリットとデメリットとは

艶(つや)有り、艶(つや)無しについて

塗料には艶があるタイプ「艶有り」と艶が無いタイプ「艶無し」があります。
皆さんは、塗装工事を依頼すると色などを選ぶことはあっても

艶だったり、塗料の材質までを指定して選ぶことはあまり無いと思いますがどうでしょう?
艶はどうしますか?と業者に聞かれて初めて解る方も居ると思います。

塗料は、艶(つや)の有無をある程度なら選ぶことができ
艶のパターンは「艶消し(マット)/3分艶/5分艶(半艶)/7分艶/(光沢度が7分以上)」の5種類があります。

通常「艶があるほうが、長持ちする」という説もありますが、
自分は好んで3分艶か5分艶をお客様に提案しています。

あまり艶がありすぎると、太陽光にあたった時など、光って眩しいほどテカテカします。

自分はあまりそういうのを好みません(‘ω’)
いつも無難なところで紹介しています。

外壁塗料の種類まとめ!選ぶ際のポイントは?

主流の外壁塗料の特徴を把握する

相性のよい外壁塗料を選ぶために、大切なポイントについて今一度、振り返っておきましょう。

人気のある外壁塗料は?
現在、最も主流になっているのは「シリコン塗料」と「ラジカル塗料」です。
外壁塗料の種類は?各々の耐用年数・施工費用・特徴の違いは?
「ウレタン」「フッ素」「無機」などの種類があります。
塗料の種類ごとの耐用年数・施工価格・特徴を比較できる一覧表は、こちら

塗料の値段だけではなく、総額費用も確認を

塗料の値段だけではなく、総額費用も確認を

外壁塗装の際には「塗料の値段」や「塗装作業の人件費」だけではなく
補修費・養生費・諸経費が含まっていますが、別途の場合もあったりしますので確認が必要です。

ただ、足場代は別途なる場合が多いです。
何故なら、足場は塗装業者自ら足場材を持ていれば別ですが

大抵の場合、足場屋さんに外注することがほとんどです。
見積もり書などは塗装業者の見積もりに入っていたとしても、業者が別となります。

工事を依頼を確定する前に、見積書に記載された内容合計金額を確認するようにしましょう。

>> 足場の費用・単価はいくら?

外壁塗装の「見積り」「相談」は2社以上に、お問い合わせしよう

外壁塗装のプロの意見も参考に

どんな良い塗料を使ったとしても、業者の腕がよくないと、塗料が持つ効力は発揮されません。
塗料の性能が良くても、下地処理が雑であれば後に塗装が剥がれてきたりします。

仕上げももちろんですが、下地を丁寧に施工できるかで質に差が出てきますので
業者に依頼した際は、下地を丁寧にやっているかを是非チェックしてみて下さい。

また、塗装工事を依頼する時には、最低でも2社以上の業者に相談、見積もりをして
各業者のプランを比べてみることで、プロが選んでくる塗料は何か

おおよその費用相場はいくらか、また良質な業者ならどういった対応をしてくれるか
そういったところを見極めるための基軸にもなるはずです。

1社だけの依頼では、良し悪しも解らないし、価格が相場通りなのかも解らいで
工事を依頼してしまう事になりますので是非、他業者との比較を検討してみてください。

今後の住宅のメンテナンス周期なども考慮しながら、塗装経験が豊富な業者と一緒に最適な塗料を選び、満足できる外壁塗装をぜひ実現してくださいね。

工事現場でのリアルなつぶやき
>・・・建物を長持ちさせるために・・・

・・・建物を長持ちさせるために・・・

建物は月日の経過とともに、日々劣化していくものです、建物の状況を確認し、気になる点や破損個所があった場合、被害を広げない(修繕費用を抑える)ためにも早めに対処が必要とされます。

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