外壁をリフォームする前に外壁の『種類と特徴』を知ろう

リフォーム
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外壁リフォーム前に外壁の特徴と種類を知る!

外壁のリフォームをする前の外壁のメンテナンスについて話たいと思います。
屋根編でも言いましたが、メンテナンスをする前に劣化状態の確認や

劣化を放置したらどうなるかといった知識が重要です。
知識があるかないかで、必要のない工事にお金を支払うことになりかねません。

業者任せもいいのですが、自分でもある程度の知識をもってメンテナンスをしていければ良いと思います。

一般的に使われる外壁材の種類として3つだけ説明いたします。

外壁といっても、種類がいくつかあって、今回はその中の
3つの種類を抜粋してお伝えします。

こちらの3つは一般的に使用される頻度が多いものとなります。

窯業系サイディング

外壁サイディングの種類と価格は?メンテナンスやリフォームの注意点 ...

セメント質と繊維質を混合して押し出し成形したもので
表面に塗装を施したものです。

モルタル、タイルなどよりは軽量で構造的負担が小さく施工性が良い外壁材です。
成形の際のパネル表面の表情と着色により、かなりバリエーションがあり

その中から好みのデザインを選ぶことができます。
安価で、ほとんどの住宅にもっとも利用されている材料です。

最近では高耐候性塗料を用いて10~15年の塗膜保証が付いた商品もあります。

注意点

外壁パネルの基材はそのものは水をす性質があり
それを防ぐために塗膜により防水性を維持しています。

塗膜の劣化は美観が悪くなるだけではなく
パネルに水を染み込ませてしまうと波打つことがあります。

又、塗膜やシーリング材が傷んだまま放置すると、漏水し建物の構造に
大きなダメージを与える可能性があります。

寒冷地では凍害といって吸った水が氷る際に
膨張し外壁材を壊してしまうことがあります。

冬場の外壁材に起こる凍害って
冬場に起こる凍害って何 凍害とは 寒冷地において外壁材、コンクリートに含まれる水分が凍結、融解を繰り返すことで 膨張、伸縮をおこすことで仕上げ面が劣化していく現象のをいいます。 主に極寒地域に多く0度以下の気温が何日も続く地域に...

メンテナンス

以下窯業系サイディング、金属サイディング、タイルのメンテナンスの時期ですがあくまでメーカーが推奨している年数です。
僕の経験上建物の場所などによって違ってきますが
+3~5年をみても全然大丈夫だと思います。

実際に建物が建っている場所のことで言うと
温泉街で温泉の蒸気を浴びる場所であるとか

海岸近くで波しぶきを頻繁にあびるなど
そういった状況の場合はメーカー推奨の期間より短くなる場合も当然あるわけです。

一般グレードの塗装品では、塗膜を5~7年ごとにチェックして
状況によっては再塗装を考慮する。

又、シーリングについては5年前後でチェックをして、シーリングの亀裂がないか
などといったチェックをしましょう。これについても状況次第で

打ち直しのメンテナンスが必要となってきます。
自分で判断できない場合は専門業者に相談することをお勧めします。

屋根や外壁からの水の侵入は、屋根、外壁の腐食だけでは済まなくなります。

家そのものの寿命が格段に短くなってしまいます。

金属サイディング

屋根雨漏り修理業者・波板張替え・京都 京都市 宇治市 向日市 長岡京市 ...

アルミやガルバリウム鋼板等を成形した裏側に
発泡プラスチック系の断熱材が裏打ちされています。

この断熱材の裏打ちはパネル形状の変形防止と
雨が叩きつける音の防止のためという解釈してもよいでしょう。

断熱効果を謳ってありますが、通気工法では内側に通気層(外の空気が流れる)ので
断熱材を打ち込んではいるものの、断熱効果としては、ほぼ期待できません。

ただ、非常に軽量で、施工がし易いです。
軽量で建物への負担が少ないため現存する外壁の上に重ねて貼り付けしても

軽量は材料のため、建物にかかる重量を軽減することが出来ます。
そういったことから、既存の窯業系サイディングの上に

カバーする工法でのリフォームに良く利用されています。
金属の質感を生かした塗装が多いのですが

窯業系サイディング同様凹凸のエンボス加工をした上に
レンガやタイル模様を印刷したものもあります。

注意点

比較的錆びに強いアルミニウムやガルバリウム鋼板ですが
長期的には錆に要注意です。

コーティング技術により錆びないと言ってますが上記でも言いましたが
状況によっては錆が発生する場合もあります。

金属は他の金属と接触した状態で水分があると錆を招く性質があります。
使用する釘やビスなどだけでなく、他の金属製品を加工する際に発生する

切りくずや金属粉にも注意が必要です。
なので、現場ではひと手間かけて、エアーなどで切りくずを飛ばして作業します。

(取り扱い上の注意事項です)

このような、切りくずなどによる「もらい錆」
錆びないといわれるステンレスにも錆がこびりついたりします。

金属サイディングは薄い金属板で出来ていて非常に凹み易いので
物をぶつけない様に気を付ける必要があります。

家の周りで長い物などを運ぶ際に、ぶつけやすいので注意してください。
万が一塗膜を傷めてしまった場合は、すぐに処置しないと錆を招いてしまいます。

DIYなどで外壁近くで、サンダーなどで金属を切断する際も
金属片が外壁に付着しますので、エアーなどで吹き飛ばしましょう。

塗膜のタッチアップで済めばよいのですが、塗料の耐久性に注意が必要です。
車の塗装(タッチペン)などで同じような色を見つけて塗っても

応急処置としては良いかも知れませんが、後に錆があがってくるでしょう。
キズの程度が大きい場合は専門業者に依頼することをお勧めします。

施工上の注意としては
施工業者は金属サイディングを切断した場合は切断後

必ず金属粉をエアー等で吹き飛ばすかやわらかい刷毛などで一枚ごとに掃除をします。

メンテナンス

金属製のため塗膜が劣化しても窯業系サイディングと違い
パネルの吸水性は気にせずに済みますが

美観上そして防錆のために10~15年程度で再塗装が必要になってくる場合があります。
パネルの
継ぎ目や窓回りなどに施されるシーリング材の耐久性はおよそ5年前後です。

漏水の予防のためにも、定期的なチェック又はメンテナンスが必要です。

モルタル・塗り壁

モルタル、漆喰(塗り壁)仕上げの外壁は材料もいろいろありますが、施工の仕方で
世界に一つしかない仕上がりとなります。

モルタル。漆喰の色、模様をそのまま生かすのもよし!
モルタルを塗った外壁の上に、塗装を塗るのもよし!

仕上げ方によって全く風合いの違う壁に仕上げられます。
左官職人の手作業によって仕上げられるモルタルの外壁はデザインというより

職人さんの施工のしかた、お客様の要望で決まってくるので
デザインの自由度が高く、和風洋風を問わずどんなデザインの家にもマッチします。

色の種類も多く温かみのある味わい深い風合いに仕上がる点が人気です。

注意点

モルタルなどの塗り壁の仕上がりには職人さんの技術が顕著に現れてきます。
「豊富なモルタル塗り壁の施工経験」や「腕の良い左官職人の手配」など

自分の希望を叶えてくれる能力が住宅会社に
備わっているかどうかに注意しなければなりません。

それに、実は、「モルタル」や「コンクリート」といったセメント系の
建材にはクラック(ヒビ割れ)がつきものなんです。

経験上、クラックを発生させないのは絶対不可能と思います。
なので、モルタル塗り壁の施工経験が少なかったり

腕の良い左官職人の手配ができない住宅会社に外壁の施工を任せてしまうと
クラックが発生するリスクが高くなってきます。

将来的に多額のメンテナンス費用が必要になるかもしれませんし
なによりマイホームの寿命を縮めてしまう恐れがあります。

メンテナンス

外壁モルタル塗り壁の寿命を延ばすメンテナンスのコツとは

上記でも言ったように、欠点としては『ひびが入りやすい点』が欠点です!
ひびが入ってしまうと、止めることは出来ません。

しかし、メンテナンスをして、そこからの水の侵入などを止めることはできます。
上記写真はクラックに沿って補修をした跡です。

補修をすることで写真のようにやはり目立ってしまいがちです。
これを我慢できないとなると、上に塗装を塗って隠すことしかできないでしょう。

ひび割れを補修したからと言って、もう割れてこないという保証はありません。
そのため、塗料を塗る場合は弾性塗料を塗ることをお勧めします。

名前の通り、弾力があるため多少のひび割れが起きたとしても
塗料自体が伸びてくれるので、あからさまにひびが目立ってくることはありません。

こまめにメンテナンスを行えば、長く美しい状態を保てる外壁素材とも言えます。

タイル

外壁タイル - 北洲の住まい - 北洲ハウジング

色落ちや劣化が少なく非常に高い耐久性を誇る材料がタイルです。
一方で、非常に重量があり建物の構造的負担が大きく、またコストは高くなります。

ラスモルタル下地に貼りつける湿式工法が一般的でしたが
最近では専用の下地パネルに引っ掛けて留め付ける乾式工法が用意されています。

乾式工法では多少重量が軽減されますし、施工が容易になり工期を短縮できます。
タイル自体が色落ちしませんし、焼き物がゆえに耐久性・耐候性が非常に高く

再塗装のようなメンテナンスがほとんど必要ありません。
塗装品と違って年を経るごとに重厚感が増すのは、大きな魅力です。

注意点

耐久性が高いためにかなりの年数を経てからメンテナンスされることがほとんどです。
タイルの脱落などで修復しようとしても

色柄が全く同じタイルは生産中止になっていて入手不可能な場合がほとんどです。
施工に利用した同じロットのタイル

(現場の残り物)を予備として保管しておく方が良いでしょう。
小さな補修では十枚程あれば足りると思います。

将来の小さなフォームの可能性まで考えると
置き場所に困りますが面積の1~2割程度あると安心でしょうか。

平物タイルだけでなく、出隅に利用する役物タイルも保管しておくとよいでしょう。
役物タイルは、平物タイルを接着加工して作成することは可能です。

メンテナンス

耐久性は非常に高いのですが、メンテナンスフリーではありません。
タイルが割れた、かけたなどが発生していないか、剥離脱落が無いか?

などのチェックは必要です。
また、乾式タイルの場合は無いのですが、モルタルによる接着張りの場合は

モルタル目地の剥離に対しても気を付ける必要があります。
他の外壁材同様、窓回りなどはシーリングを施工することになります。

状況にもよりますが7~10年を目安に打ち直しが必要になってくる場合があります。
乾式工法では、モルタルを用いないのでさらにメンテナンスが楽になります。

ただ、タイル自体の劣化が非常に小さいので放置されやすく
下地材の劣化が非常に分かり難くいです。表面に現れにくいだけに注意が必要です。

まとめ

一般的に使用されている外壁のメンテナンスについてご紹介してきましたが
素材によってメンテナンスの時期は変わってくるものです。

又、メンテナンス方法も変わってきたりするので、その方法によっても
金額が変わってきます。

まずは、おうちの外壁の状況を確認し
すぐにメンテナンスが必要かどうかを見てみるようにしましょう。

特に劣化が見られない状態でも、おうちを建ててから10年が経過している場合は
見えにくい場所から劣化が始まっている可能性もありますので

専門業者に外壁の劣化調査診断をおこなってもらうことをおすすめいたします。

 

 

 

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