住宅の解体をする前と・・放置住宅への被害・・

工事実例
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住宅の解体工事をする前に

遠方に住んでいる場合、定期的に管理を行うことが難しい場合が多々あります。
とは言ったものの、空き家を放置したままのでいると、建物が傷んだり、崩れた資材の飛散などで
周辺にどのような被害をもたらすのか・・・その危険性と
そうなった場合の損害賠償などについて説明します。

上記の前に以下の建物自体をどうするか、という話合いも必要です。

・又、今ある家を改修して再利用する。
・改修して第三者に貸す、売る。
・解体して更地にする。
これに関しては所有者自身が決めればいいと思います。
・今生活に余裕がないので、後で何とかする。
これに関しては子供、孫にも関わってくるこです
早めに対処することをお勧めします。

などという選択肢に迫られてくる訳なのです。
家族で話し合いをして納得のいく選択をしなければ、後々大変な問題にもなりかねませんので

確実に所有者(親など)と今後、この建物をどうするか親権をもつ者を集め話し合いするべきです。

放置住宅空き家がもたらす被害

老朽化による倒壊

空き家が台風や地震などで倒壊し、ご近所さんに迷惑をかけないか心配だということがあると思います。
使わなくなった建物はなぜか急速に老朽化していきます。

木で造られた家は定期的な換気や適切な管理を行わないと、どんどん弱くなっていき
構造材の腐食などにより、役目を果たすことができなくなっていきます。

一般的に空き家は古いものが多く、特に耐震基準の改正前の昭和56年以前に建てられた建物は
耐震性が大きく不足している可能性もあります。

そのため、小さな地震や台風でも倒壊する建物が多いことになります。

老朽化した空き家対策

老朽化してしまった建物に対する対策は選択肢として2つです。
直すか壊すかです。

建物の解体はその建物の構造や大きさによって大きく異なりますが
おおよそ130~160万円程度の費用がかかってしまいます。

リフォームする場合でも、少なくとも100万~の出費となります。
そのため、老朽化する前に適切な管理を行うことが重要です。

老朽化に伴う解体やリフォーム費用は金額が結構大きく、その決断は容易ではありません。
解体やリフォームの費用の負担を少しでも少なくするため

利用する予定がない土地であれば売却。
利用する予定が将来的にあるようであればリフォーム。

などをして、一時的に人に貸すなどです。
そうすることで、解体・リフォーム費用の負担をゼロにできる可能性もあります。

放火による火災

自分が所有している空き家が、どのような状態になっていると不審者による放火の危険性が高まるのでしょうか。それは、まったく管理されて管理されていない建物、土地です。
空き家は人の目がなく、燃えやすい枯草、ゴミ、紙ゴミなどが散乱していることが多いため
不審者による放火の可能性が高くなります。

【 対策 】

  • 不審者の侵入を防ぐため、敷地周辺をフェンス等で周囲を囲む
  • 木くずや紙くず等の燃えやすいものは、置かない(放置しない)ようにする
  • ガスや電気は遮断し、危険物(灯油等)は置かないようにする
  • 夜間、建物周辺をセンサーライトなどを設置し照明で明るくする
  • 管理者を明示して管理されていることをアピールする
  • 付近住民と連絡を取り合い、協力してもらえれば放火に対して目を光らせてもらう・・など

不審者による治安悪化

所有者が遠方に住んでいて、建物の中に家具や電化製品など、所有者の私物が置いてあるような空き家は
不審者が侵入し、そのまま寝泊りしているという事例も報告されています。

玄関のドアはしっかりと施錠されていても、窓や勝手口が壊れている、または壊されてしまい
そのままにしていると衛生管理や犯罪の懸念も出てきます。

さらに怖いのが、放火による火災や小さい子を連れ込んでのいたずらなどのケースもあります。
また、人の侵入だけでなく、ネズミや猫、イタチなどが住み着いてしまうケースも頻発し

家の中をめちゃくちゃに荒らしまわってしまうため、その後の家としての利用が困難になり
せっかくの建物の資産価値が落ちてしまうこともあります。

【 対策 】

  • ポストが手紙などであふれさせない
  • 夜間、建物周辺をセンサーライトなどを設置し照明で明るくする
  • ダミーの防犯カメラなどを付ける
  • 出来れば外部、内部にある物の位置を変えたりする(変化をもたらすことだけでも違います)

積雪による倒壊、落雪

冬になると、空き家で心配になるのは雪の問題です。特に雪深い地域はもちろん
最近では関東地方などあまり雪に馴染みのない地域でも大雪が降ることが珍しくなくなりました。

雪の重みで建物が倒壊しないように防備すること、そして人への危害が起きてしまわないよう
落雪や倒木等には注意しなければなりません。

【 対策 】

  • 近隣の知り合いに天候状況を聞いて、その状況によって対策をする(業者に依頼するなど)

空き家がもたらす損害賠償(仮想定)

(例)11歳の男児(小学6年生)死亡事故の場合(想定)
<試算の前提とした被害モデル>
建物近くを通った小学生が建物の倒壊により
下敷きになった。
落下物に接触した。(ガラス、看板、屋根瓦など)
〈人身損害〉
死亡逸失利益 3400万
慰謝料    2100万
葬儀費用   130万
合計     5630万円
【試算方法】
「交通事故損害算定基準-実務運用と解説-(平成24年2月23日改訂)」((財)日弁連交通事故相談センター)等に基づき、独自に試算

考えただけでも恐ろしいですよね。
少なくても、放置していたとしても、建物の管理は定期的に訪れ
状況を見ながら判断することを進めます。

自分で判断出来ない場合は、自治体などに相談するといいです。



まとめ

近年、だんだんと空き家が増えています。
それに伴い、空き家が原因による犯罪、被害も増えてきています。

自分が実際住んでいない場合が多く、その建物がどんな状況になっているのかを確認するべきです。
建物が崩れかけていて、歩行人、隣の住宅に被害が及ぼしてしまった。

また、ガラスなど割れていて、たまり場みたいになっていて、そこでタバコなどを吸った者が
吸い殻を捨てたことにより、出火し火事になったりするような事件が多々あります。

そうなってからでは、取り返しのつかない事にも十分考えられます。
そうなる前に所有者の責任として対処することをお勧めします。

 

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