壁のクロス張替えにかかる費用とポイント

クロス張替えの費用

通常、壁紙(クロス)張り替えの単価は、1㎡あたり〇〇円!
と表記されていることが多いです。

しかし、部屋全体の壁紙を張り替えるといくらになるかはわかりにくいですね。
まず、壁紙張り替えの費用相場は、以下の3つの要素で変動します。

  • どの部屋の壁紙を張り替えるか
  • 施工面積
  • 壁紙のグレード

壁紙は、部屋によって張る面積や選ばれる壁紙の特徴が異なるので
費用相場も部屋によって変わってきます。

また、壁紙は大きく2つのグレードに分けられます。
賃貸物件で多くみられる大量生産のスタンダードクロスと

デザイン性や機能性に優れたハイグレードクロスがあります。
上記を踏まえて、部屋ごとに壁紙張り替えの費用相場をご説明します。

居室(リビング・寝室・和洋室・ワンルームなど)の壁紙張り替え費用相場

まず価格をだすには、1㎡当たりの単価がいくらか知る必要があります。
それさえ解れば、阿多は掛け算するだけです。

例えば子供部屋であれば、通常の大きさで計算した場合

➀ 2.73×2.73=9.93㎡(天井)
② 2.73+2.73+3.64+3.64=12.74×2.4(天井高さ)=30.57㎡(壁)

➀+②=40.5㎡

40.5×張り手間=〇〇円
参考 40.5×張り手間1300円=52,650円

よって上記の大きさの子供部屋の壁、天井のクロスを新規で張り替えようとすると
上記の価格となります。

ただし、張り手間は業者によっても違いますし。クロスグレードによっても
まったく違ってきます。

さらに、リフォームとなると剥がし手間、廃棄物処理費なども加算されるので
詳しくは、お願いする業者に問い合わせる事が、間違いないと思います。

ヘイベイ(㎡)単価で施工出来ない案件

例えば、トイレの壁紙リフォームにかかる費用の相場は、2.7万円~4.5万円です。
壁紙のグレードを問わず、このくらいの費用がかかります。

なぜなら、壁の面積は狭いものの職人の人件費は1日あたりで換算されるため
壁紙そのものより職人の人件費に費用がかかってしまうからです。

 

例えば、トイレの壁(4㎡)一面だけを張り替えたい場合

4㎡×1300(手間)=5200円

5200円で材料を買って、機械を運んで、交通費など含めて
「㎡当たり1300円なんでこれでやります」という業者が居たら
逆に紹介してほしいです。

まず、ヘイベイ数が少ない場合は㎡単価での施工は
当てはまらないということを事を覚えておきましょう。

業者によって差があると思いますが、最低でも50㎡以上の㎡数がないと
㎡単価は当てはまらないでしょう。

ただし、他の部屋と同じタイミングで張り替えをすれば
壁紙の実費分だけで張り替えができるので、費用はかなり抑えられます。

トイレの壁紙張り替えを検討しているなら
ほかにも壁紙の張り替えが必要な部屋があるかどうかを確認してみましょう。

壁紙クロス張り替えの見積もりから費用内訳を確認しよう

費用の出し方は解ったけど、どのような感じで内訳が出てくるのか
事例を参考に確認していただければと思います。

リフォーム内容数量単価費用
1階 洋室 天井14.6㎡1,05015,330
      壁36.8㎡1,05038,640
居間、台所 天井27.5㎡1,30035,750
      壁46.8㎡1,30060,840
小 計150,560
消費税15,056
合 計165,616

 

上記の見積もりの場合、スタンダードクロスの単価は1,050円/㎡、ハイグレードクロスの単価は1,300円となっており、張り替え工賃は壁紙の単価に含まれています。

しかし、どこまでの作業を単価に含むのかは業者によって異なります。
業者によっては、壁紙の単価は安くても施工費を別途で請求する場合もあるので

単価だけを見比べて安易に選ばないよう注意してください。

こんなときは別途費用がかかる! 

通常の壁紙の張り替えなら、ここまでに提示した費用相場で行えます。
ただし、以下のような場合は壁紙の張り替え費用以外に

費用がかかることもあるので注意が必要です。

カビや穴が下地にまで達している場合

結露などを原因とするカビや、壁に開いた穴が下地にまで達している場合
下地の補修が必要となります。

多少の穴(2㎝程度)であれば、補強材にて処理出来ますが
それ以上の穴となると、ボード自体の張替えが必要となってきます。

また、カビなどが生えている場合は、クロス表面に出てくる場合があるので
この場合も張替となってしまします。

そうなると、通常、クロス屋さんの手には負えなくなるので
大工さんが入ることになります。

こういった場合は、大工さんの人工代の方が高くなるので
一式〇〇円となるでしょう。

その業者にもよろと思いますが、数か所の穴処理、又は2枚くらいの張替え
といった内容程度であれば2~3.5万円程度でしょう!

家の築年数が30年を越えている場合

家の築年数が30年を超えている場合、壁の下地もかなり古くなっていて
状況次第では何らかの処理をしなければなりません。

下地の処理だけなら上乗せ費用は2~3万程度ですみますが
下地事新しくしなければならない場合は7~10万程度プラスされる場合があります。

下地の状況をみてどう直すか判断しなければなりません。
そうなると、専門業者に現地を確認してもらう必要があります。

壁紙クロス張り替えを満足度高く、お得に行う方法

壁紙の張り替えでは「安かろう、悪かろう」に違いない
と考えている方は多いのではないでしょうか。

しかし、すべての部屋の壁紙を張り替える場合や、こだわった壁紙を使いたい場合、大手リフォーム会社に依頼するとかなり費用がかさんでしまいます。

そこでこの章では、満足度の高いリフォームをお得に実現してくれる
業者の探し方をご説明いたします。

費用を抑えながらも、仕上がりのきれいな壁紙張り替えをしてくれる
業者探しのポイントは、以下の2点です。

  • 内装工事が得意な地元工務店に依頼する。
  • リフォーム会社紹介サイトを活用して、優良工務店を探す。

上記2つのポイントについて、それぞれ解説します。

地元の工務店に頼もう

費用を抑えながらも仕上がりのきれいなリフォームをしたいなら
地元の工務店に依頼しましょう!

リフォームに「安かろう、悪かろう」というイメージを持つ人は多いですが
満足度の高いリフォームをするためには高い費用を払って名前の知られた

大手リフォーム会社に依頼しなければならない、ということはありません。
なぜなら、大手リフォーム会社は広告費や下請けへの外注で発生する

マージンを上乗せしているため、費用が高くなります。
一方、地元の工務店ならそれらの費用を抑えることができるため

比較的安い費用で仕上がりのよい壁紙の張り替えを行うことができます。
実際、相見積もりをしていたみたいのですが

300㎡で自社の見積もりが38万!
○○という王手ハウスメーカーでは51万!

クロスのグレードも一緒で価格だけが違っていました。
お客様は喜んでいましたが、自分は少しドン引きしたくらいです。

いくら何でも・・
まっ!こういうところで利益を出さないと、メーカーは運営していけなくなります。

やはり、地場の工務店、もっと安くするのであれば、知り合いの内装屋さんに
直接お願いすることが望ましいでしょう。

リフォーム会社紹介サイトを活用しよう

優良工務店をお客様自身で見つけるのは、難しいものです。
紹介サイトでは、各工務店が公開している情報以外に

お客様からの口コミや独自取材で収集した情報があります。
どの工務店が和室の壁リフォームが得意か、お客様からの評判がよいかがわかり

また、複数一括で紹介を受けることで
最適な工務店を比較検討して選ぶことができます。

紹介サイトを利用すれば、あなたも手間をかけずに
失敗しないリフォーム会社探しができるようになります。

信頼できるリフォーム会社を見つけるための見極め術!

5.まとめ

いかがだったでしょうか。
壁紙の張り替え費用はそれぞれの部屋でどの程度かかるのか

別途費用がかかるのはどんな場合か
そして費用を抑えながらもきれいな仕上がりの壁紙張り替えをする

方法をお伝えしました。
壁紙の張り替え費用は、面積が広くなったり機能性の高いものを使ったりすると

どうしても高くなりがちです。
しかし、大手リフォーム会社ではなく内装工事の得意な優良工務店に依頼すれば

費用を抑えながらも満足度の高いリフォームが実現します!
優良工務店探しでは、リフォームガイドもあなたのお力になれます!

業者選びに迷った時は、お気軽にリフォームガイドにご相談ください。

工事現場でのリアルなつぶやき
>・・・建物を長持ちさせるために・・・

・・・建物を長持ちさせるために・・・

建物は月日の経過とともに、日々劣化していくものです、建物の状況を確認し、気になる点や破損個所があった場合、被害を広げない(修繕費用を抑える)ためにも早めに対処が必要とされます。

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