床の張替えリフォーム【素材を変える場合】のポイント

床張り替えリフォームで素材を変える場合のポイント

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床の張り替えと簡単に言っても、やはり費用が気になりますよね。
いったい床を張り替える工事はどれくらい費用がかかるのか?

やはりそこがきにあなる所です。
単に床の張り替えと言っても、リフォームする場所の現状の床の材質や

張り替える床の材質などによって費用が大きく変わってくるものです。
なぜ、費用が変わってくるのかパターン別にどれくらいの費用が

かかってくるのか少しお話します。

パターン別での工事費用の相場

床の張替えるための費用は、現状の仕上げが畳なのか?
それともクッションフロアーなのか?

現状の床の仕上げによって変わってきます。
何故かと言うと、それによって撤去する手間、張り付ける手間

又、施工する方法が違ってくるため費用に差が出ます。
もっと言うと、廃棄物処分費だけでも違ってくるのです。

同じ処分するにも、畳、カーペット、フロアーでも処分する費用が変わってきます。カーペットやクッションフロアの場合、畳やフローリングに比べて

はがす時間や下地の補修が簡単なために、比較的費用が安く済む場合が多いのです。
床の張り替えするときのパターンは、次の4つにパターンを分けることができます。

  • パターン① 現状がクッションフロアの場合
  • パターン② 現状がカーペットの場合
  • パターン③ 現状がが畳の場合
  • パターン④ 現状がフローリングの場合

以上の場合あがほとんとだと思われます。
それぞれのパターンについて、床の張り替え工事の費用について説明します。

パターン① 現在の床材がクッションフロアの場合

現在の仕上げがクッションフロアーの場合は、同じ仕上げ材で仕上げるのか?
それとも、違う仕上げ材にしてしまうのか?

2つのパターンが考えられます。

  • 同じくクッションフロアに張替える場合
  • フローリングに張替える場合

それでは、それぞれのパターンのおよその費用についてお話します。

 

※マンションの場合あ管理規約で「防音仕様」にする必要があります。

床材の種類防音費用の相場(万円)
4.5畳6畳8畳
クッションフロアー5.5~7.07.0~8.58.5~10.5
合板フローリングなし7.0~9.08.5~10.59.5~12.5
あり10.5~12.512.5~15.515.5~19.0
無垢フローリングなし7.5~108.5~12.010.5~14.5
なし10.5~13.513.0~16.516.0~21.0

※無垢フローリングは杉材を想定
※防音はⅬ-45想定
※巾木、現場経費、税込のおよその金額です。

 

表をみて、キッチンなど4.5畳で新しいクッションフロアーに張り替える場合
5.5~7万前後です、また、防音ではないフローリングに張り替える場合は

7~9万円前後で張り替えることが出来るということになります。
なお、洗面所やトイレのクッションフロアを張替える場合も多いかと思います。

その場合、張り替えの工事以外に設備の関係の脱着費用もかかってきます。
例えば、洗面化粧台の下も床を張らなければならない時は

洗面化粧台を一度取り外しして、床を張った後に復旧するといったような
工事も加わってきます。

そういった場合は脱着費用も追加となってくるので注意が必要です。

パターン② 現在の床材がカーペットの場合

現在の床材がカーペットの場合、主に次の2つのパターンが考えられます。

  • 同じくカーペットに張替える場合
  • フローリングに張替える場合

以下では、それぞれのパターンの費用についてまとめました。

 

※マンションの場合あ管理規約で「防音仕様」にする必要があります。

床材の種類防音費用の相場(万円)
4.5畳6畳8畳
カーペット6.5~7.58.0~9.510~11.5
合板フローリングなし7.5~8.58.5~10.59.5~12.5
あり10.5~12.512.5~15.515.5~19.0
無垢フローリングなし7.5~108.5~12.010.5~14.5
なし10.5~13.513.0~16.516.0~21.0

※無垢フローリングは杉材を想定
※防音はⅬ-45想定
※巾木、現場経費、税込のおよその金額です。

 

ご覧のように、たとえば6畳で新しいカーペットに張替える場合8~9.5万円前後
防音仕様が無しのフローリングに張替える場合

8.5~10.5万円前後で張替えれることが出来るでしょう。

パターン③ 現在の床材が畳の場合

現在の床材が畳の場合、主にフローリングに張替えることがほとんどかと思います。その場合の費用相場をまとめると次の通りです。

ご覧の通り、たとえば6畳で防音仕様でないフローリングに張替える場合、16~19万円前後で張替えることができます。

 

※マンションの場合あ管理規約で「防音仕様」にする必要があります。

床材の種類防音費用の相場(万円)
4.5畳6畳8畳
合板フローリングなし12.5~14.515.5~17.519~22
あり15.5~17.520~22.525~28.5
無垢フローリングなし13~15.516~19.520~24.5
なし16.5~1920.5~2425.5~30.5

※無垢フローリングは杉材を想定
※防音はⅬ-45想定
※巾木、現場経費、税込のおよその金額です。

 

和室の畳をフローリングに帰る場合は、床の間などをクローゼットにするなどの
工事が必要となってくるので、その分の費用も上乗になってきます。

見た目を気にしないで、そのままにしておけば上乗せはなくなります。

パターン④ 現在の床材がフローリングの場合

フローリングをまたフローリングへの張替える場合は
フローリングの張り方によって費用が大きく変わります。

敷居などが現在の床より15㎜以上上がっている場合は
施工費を安くするため、その上にフローリングを張る事が出来ます。

最近の住宅では、フラットとなっているので上記の施工は難しいかも知れません。
敷居のないフラットの床であれば、剥がすのが一般的です。

ただ、剥がすとなると、フロアーだけキレイに剥がすのは困難です
なぜなら、通常ボンドにて接着して張っていますので、剥がした場合

下地のコンパネの表面も一緒に剥がれてきます。
場合によっては使えなくなる場合もありますので

その分の手間、材料代、下地処理の費用がかかってくることも予想されます。

 

※マンションの場合あ管理規約で「防音仕様」にする必要があります。

床材の種類防音費用の相場(万円)
4.5畳6畳8畳
合板フローリング上張りなし8.5~10.510~12.512~15
あり9.5~11.511~13.513.5~17
張替えなし11.5~13.514.5~16.517.5~20.5
あり9.5~12.511.5~15.514.5~19
無垢フローリング上張りなし9~11.510.5~13.512.5~17
あり12.5~14.515.5~1819~22.5
張替えなし12.5~14.514.5~1818.5~22.5
あり13~15.515.5~19.519.5~24.5

※無垢フローリングは杉材を想定
※防音はⅬ-45想定
※巾木、現場経費、税込のおよその金額です。

 

上記の通り、たとえば6畳で防音仕様でない合板フローリングを上張りする場合
10~12.5万円前後で張替えることができます。

床張替えのリフォーム費用を見るときに注意すべき点

床の張り替えを検討する際、費用の安さだけで決めてしまうと、後になって
後悔することになったりします。

そこで、ここでは床の張り替え費用を評価するうえで注意すべきことを
いくつか説明してみたいと思います。

デメリットを考慮したうえで上張りを選択しよう!

基本的に納まるのであれば、現在のフロアーの上に
新たにフロアーを張っても問題はありません。

その方が費用的にも安くすむと思われます。
一方で、上張りにはデメリットもあるため、そのデメリットを受けいれ

容認できるかどうかを確認することが大切です。
ここでは、上張り、張り替えでのメリット、デメリットについてまとめています。

上張り・張替えのメリデメまとめ

上記のように、上張りした分6~15㎜ほど高さが上がるため
高齢者がいるなど段差が気になる人にはおすすめできません。

また、上張りの場合、下地の補修ができないため、床にだるみがあったり
床を踏み込むと沈む場合、下地のネタが折れていたりする場合があります。

その場合は張替えを選ぶようにしましょう。

無垢フローリングを採用するときはメンテのしやすさも考慮しよう

最近の住宅では無垢のフローリングを使用されることが多くなっています。
スギ材やパイン材などの無垢フローリングであれば

合板のフローリングと比べてもそれほど張替え費用は上がりません。
ただし、スギ材やパイン材はひっかいただけでも跡がつくなど

傷つきやすいのが難点です。一方で、費用は高くなりますが
ナラ材であれば傷もつきにくくメンテナンスもしやすくなります。

 

無垢フローリングまとめ

 

費用を抑えるための業者の選び方

「床の張替え費用はどれくらいかかるかおよその事が解ったと思いますが
次に考えるのは少しでも費用を抑えたいという事になってくると思います。

そう!考える方も多いのではないでしょうか。

最安値で満足できるフローリング張替えを行うための業者の選び方
そんな方のために、なるべく費用を抑えるポイントを紹介します。

費用を抑えたいなら地元の優良工務店に依頼しよう!

費用を大きく下げるには、地元の工務店に依頼することをおすすめします。

なぜなら地元の工務店では、専任の営業マンやデザイナーを置かず
広告宣伝費もかけない分、費用を抑えることができます。

工務店

一方で、大中のリフォーム会社は工務店に下請けで出している会社が

ほとんどのため、経費など上乗せされマージンの分が高くなる傾向にあります。

紹介サイトがあなたの業者探しをサポートします!

建築工事は新築でも、リフォームでも、業者次第で
お客様の満足度が大きく変わってくるものです。

でも、どこが優良な工務店なのか?と思われる方も多いでしょう。
一般の人には業者の善し悪しの判断は難しいものですが

紹介サイトなどを活用すれば、優良工務店を少ない手間で探すことができます。

条件に合う業者を一括で案内してくれるため
自分に合う業者かどうか比較検討することができます。

(ご参考)リフォームのご紹介サイト

 

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床の張替にかかる日数

施工期間は、上記でも紹介しましたが、パターンによって変わってきます。

元の床材と張替える床材の種類

床材には、クッションフロアや畳、カーペット、フローリングがあり
元の床材・張替える床材がそれぞれにどの床なのかによって
施工期間が変わります。

張替え方法

元の床材の上から新しい床材を張る「上張り」か、元の床材をはがす「張替え」か
それによって、リフォームに必要な日数が変わります。

キッチンでのクッションフロアからフローリングへの張替えなら1日程度

8畳の和室を畳からフローリングへの張替えなら2日程度が必要となってきます。
6畳の場合でも一緒だと考えた方が良いでしょう。

まとめ

床の張替えといっても、もともとの床材や張り方、新しい床材の内容によって
費用が大きく変わってくるのを事例も交えて理解頂けたのではないでしょうか。

また、床の張替えリフォームで費用を抑えるためには
地元の優良工務店に依頼するのが一番です。

そのようなリフォーム会社に出会うためにも
知人やからの情報などでいろいろと探すことが大切となってきます。

そうはいっても、どうしても探せない方は、リフォーム会社も業者紹介サイトを
活用するのも一つの手です。

無料で見積もり紹介をしてくれるので、利用しない手はないと思います。
是非、良い業者に、良い工事を行ってもらいたいものです。

工事現場でのリアルなつぶやき
>・・・建物を長持ちさせるために・・・

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建物は月日の経過とともに、日々劣化していくものです、建物の状況を確認し、気になる点や破損個所があった場合、被害を広げない(修繕費用を抑える)ためにも早めに対処が必要とされます。

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