プロが教える!内装をキレイにするためのクロス張り替えについて。

内装をキレにするためのクロス張り替え工事の費用について

壁、天井のクロス張り替えのリフォーム費用は、メーカー、グレードによって
変わってきますが、1平米あたり1,200~1,700円が相場ではないかと思います。

自分の会社では廃棄物の処理費用が込みの価格を表示していますが
会社によっては廃棄物処理費用は別途でかかる所もあるので確認が必要です。

後は、工事にかかる前にはクロスを張り替える部屋に関しては
家具を移動させなければなりません。

ささっ!と移動できる物であれば業者の方がシブシブでもやってもらえますが
移動に5分10分と時間がかかるようであれば

別途で請求される場合もあるので注意しましょう。
また、ベットやタンスなどは壁際に脚立を据えられる幅を確保するように

してあげると、職人さんは非常に助かるはずです。
基本的に壁から70㎝離すように物を移動させましょう。

又、ピアノや特殊な機械などを移動する場合は、内装工事外になるので
別に業者からの見積もりを取ることをお勧めします。

壁紙張り替え時の注意点と事前に把握しておきたいポイント

色の面積効果を頭に入れて壁紙を選ぼう

外壁の色などでもそうですが、壁紙選びで失敗してしまうことが多いポイントは
色の面積効果です。

実際に色や、壁紙の見本帳で選ぶ際に小さな見本で選ぶことになります。
小さい面積というのは色が濃く見えてしま傾向があります。

これを、色の面積効果といいます。
明るい色の場合、小さな面積で見た時より、大きな面積で見たほうが

色が明るく見えるようになるという現象です。
色味に関しても、明るい色は小さな面積で見た時よりも

大きな面積になると少し濃く感じるのが特徴です。

奈良の香芝市の株式会社ヨネヤの外壁塗装と屋根塗装の面積効果①奈良の香芝市の株式会社ヨネヤの外壁塗装と屋根塗装の面積効果②
上記のことを十分に理解し色、壁紙を決めるとイメージと違うといった
失敗のリスクを少しでも下げることが出来るでしょう。

どうしても解らない場合は、時間と費用が多少かかるかも知れませんが
決めた材料を少しだけ実際に注文して、実物の1m×1m程度の

壁紙材を参考に決めるのも良いでしょう。

色の効果を良く考えて色を選ぼう

壁紙の張り替え後によく聞く話なんですが、せっかく壁紙を張り替えたのに
「なんだか前とイメージが変わってないな~」

という声を聴きます。
壁紙の種類はとても多くいろんなデザインのものがあります。

しかし、大抵の人は冒険せずに無難な物を選びがちです。
誰しも、失敗はしたくないという気持と選ぶのが面倒ということから

張り替え前と似たようなものを選んだ方が
安心感があるという方もいらっしゃいます。

しかし、張り替えするなら部屋の印象を変えたいと思っているのであれば
思い切ってアクセントになる色を取り入れた壁紙を選ぶことがおすすめです。

アクセントを入れることで部屋の雰囲気が全く違ったものになってきますし
新しい空間になったという意識が芽生え満足されるのではないかと思います。

しかし、派手な雰囲気になってしまうのが嫌だという方もいると思います。
そんな場合は、地模様がある壁紙を選ぶことで派手な印象にならないで

イメージチェンジをすることができます。

部屋の一部分のみを張り替えると古さが目立つ

傷んでいる部屋の一面のみを張り明ければ、アクセントにもなるし
費用も抑えられると思うかもしれません。

しかし、古い建物の部屋の場合、一部分のみの壁紙の張り替えは
張り替えをしていない他の面の古さが目立ってしまうので

出来ることならお勧めしたくないです。
せっかく、一面が新しくなっても他の面が元のままだと

張り替えた感も薄れますし、壁をキレイに使うといった意味でも
意識が変わってくるものです。

基本的に壁紙は、部屋単位で張り替えるように計画することをお勧めします。
部屋単位で張り替えることで、間違いなく張り替えを行った満足感が生まれます。

また、壁を張り替えるなら天井も張り替えることをおすすめします。
その理由は、壁の一部分を張り替えることと同じく

天井だけ古さが目立ってしまうからです。
天井というのは目に入らないような気がしますが、寝る時など
ふと目線を上にした時に目に入ってしまうものです。

新しい部分と古い部分の差が気になってしまって
せっかくの張り替えが台無しになってしまいます。

リフォームの場合凹凸のある壁紙を選ぶべき

古くなった天井や壁は、表面に経年劣化による凹凸が発生しています。
凹凸はパテなどを利用して平らに仕上げていきますが

どうしても、経年劣化の凹凸には100%対応することができません。
そのため、多少の目違いや凹凸があることを前提に

張り替えを行わないといけないことを頭において計画をしないといけません。
張り替えの際の壁紙選びは、柔らかく厚みがあり凹凸があるものを選ぶと

少しくらい壁に目違いや凹凸があっても、目立たない綺麗な仕上がりになります。柔らかく厚みがあり凹凸があることによって

上手く下地の凹凸をカバーすることが出来るので
凹凸が目立たない仕上がりになると言う訳です。

壁紙選びの際は、壁紙の見本帳に張ってある壁紙を実際に手で触って確認して
柔らかく厚みがあり凹凸があるものを選ぶようにしましょう。

自信がない場合は、業者に下地の目立たない壁紙を選んでほしいと
お願いすると当たり前のように選んでくれるので、なんでも相談してみて下さい。

堅く薄く凹凸が全くない平らな壁紙は、腕の良い職人さんでも
下地の凹凸を綺麗に隠すことは難しく、どうしても下地の悪さが出てしまいます。

これは古い下地の場合、出てしまうことなので仕方のないことといえます。
綺麗に壁紙を仕上げたい場合は、柔らかく厚みがあり凹凸があるものを

選ぶようにしましょう。

柄物の壁紙を選ぶ際には注意が必要

よし!以前の部屋より雰囲気を変えてうやろう!
張り切って柄物の壁紙を選んだら、思ったよりうるさくて

落ち着きのない空間になってしまったという失敗談は良く聞くことがあります。
柄物の壁紙はインテリア性を発揮してくれますが、選び方が非常に難しいです。

柄物の壁紙を選ぶ際には、部屋と柄のサイズバランスを
良く考えて選ばないといけません。

小さい部屋に大きな柄があると、圧迫感が出てしまいます。
逆に、広い部屋に小さい柄を採用するとうるさい空間となってしまいます。

大きな部屋には大柄の壁紙が合い、小さい部屋には小柄な壁紙が合います。
また、部屋全体に柄物の壁紙を張ると、派手でしつこい

感じになってしまうことがあります。
気になる場合は、アクセントクロスとして壁の1面や2面のみに

柄物を採用するようにすると良いと思います。
1面や2面に柄物を採用し、他の面に無地のクロスを張ると

良いアクセントとなり、部屋の空間が引き締まります。

縦や横の柄が協調されている柄を選ばない

バス/トイレ/サンゲツ壁紙/ストライプの壁紙/ネオレスト/TOTOトイレ...などのインテリア実例 - 2016-08-11 01:24:59

壁紙の張り替えの際、建物が何らかの原因で歪んでいる場合があります。
壁や天井は真四角になっていない場合があります。

その場合、天井と壁を通して、縦や横の柄が協調されている壁紙を選ぶと
建物の歪みが目立ってしまうことがあります。

縦や横の柄があることで床や壁の入隅・出隅、壁と天井の取り合いに
斜めの模様が出来上がってしまい、建物の歪みが協調されて

出来上がりに不満を感じてしまいます。
張り替えの際に柄物の壁紙を選ぶ場合は、縦や横が協調されていない

一般的な柄の物を選ぶようにしましょう。
一般的な花柄や地模様のものであれば

建物が歪んでいても歪みが目立つ仕上がりになりません。
自信がない場合は、業者に相談すると建物の歪みが

目立たない壁紙を提案してもらえます。

スイッチや照明器具の取り替えも検討してみよう

壁紙が綺麗になると、古いスイッチや照明器具が目立ってしまうことがあります。スイッチや照明器具も経年劣化により、色褪せや黄ばみが発生して汚れています。

壁紙の張り替え前は気にならなくても
壁紙が綺麗になると急に今までついていた器具や、スイッチカバーなどの

汚れが目に入るようになり気になってくることでしょう。
壁紙を張り替える場合は、スイッチやコンセント

照明器具の取り替えも視野に入れると良いでしょう。
スイッチやコンセントはプレートを取り替えるだけで済みますので、

単に取り替えることができます。
照明器具は近年はLEDのものが主流となっており

費用も安価で取り替えることができます。

壁紙のリフォームの際には張り替えに慣れている業者に依頼すべき

壁紙の張り替えは、下地の関係など難題が多くあります。
また、張り替えに適した壁紙材料があるので、張り替えに慣れている

業者にアドバイスをもらいながら進めていくことが大事となります。
地元の評判が良い業者に依頼をして、張り替えを行うことをおすすめします。

地元の業者は地元の気候や条件などをしっかり把握しているので
気候や条件に合った材料を使って張り替えを行ってくれます。

細かい相談も乗ってくれますので安心してお任せができます。
注意が必要なのは、訪問業者です。

訪問業者はその場しのぎの施工をする傾向があり
下地のことはあまり考えず張り替えを進めてしまいます。

そのため、下地の凹凸が出た仕上がりでも古いから仕方ない
などと理由を付けてお客様を納得させる傾向があるようです。

壁紙の張り替えは、古い建物の中で張り替えを行うので
いかに古い下地を出さずに上手く仕上げるかが大事となります。

信頼できる業者に依頼をし、納得できる仕上がりにしましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

壁紙の張り替えは色々な注意点があることがわかると思います。

どれも難しくない注意点ですので、しっかり把握して最高の仕上がりとなる

壁紙の張り替えにしましょう。

綺麗に仕上がった壁紙の空間で心機一転

リフレッシュできる空間で過ごしましょう。

工事現場でのリアルなつぶやき
>・・・建物を長持ちさせるために・・・

・・・建物を長持ちさせるために・・・

建物は月日の経過とともに、日々劣化していくものです、建物の状況を確認し、気になる点や破損個所があった場合、被害を広げない(修繕費用を抑える)ためにも早めに対処が必要とされます。

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