プロが金額を出した見積もり書!注意点やチェックするポイントとは?

見積もりでチェックすべき内容

通常、業者は現地を確認して見積もりをお客様に提出します。
その見積もり書は業者によって、書類様式はもちろん、算出の仕方までもが違ってきます。

しかし、見るべきポイントさえ解っていれば、見積もりのことで後悔しないと思います。
ここでは、そのポイントをお伝えします。

 

見積を見る際に

施主側の方で注意すること

施主側の方でチェックするべき事

 

そんなことがあったりします。

以下ではそれについて説明していきます。

 

施主側が注意すること

 

予算はここまで!と決定していること。

自分が想定していた予算が妥当がどうか解らないので、先に言ってしまうと
予算が十分すぎた場合、多い予算に合わせて見積もりをされるのではないか?

そう思う方も居るかも知れません!

1社だけにいらして、その業者が悪徳業者であった場合は一概に言えませんが・・・

相見積もりの場合は、比較されているのが解っていて、わざわ高い価格を出してきません。
予算をはっきり伝えるメリットは、その予算の中でどうすればいいのか?

各業者ごとの創意工夫や提案力を見極められることです。
当然、「この予算では無理」と言うことがあったりあしますが、業者にとっても助かる話です。

予算を言わないで、見積もりを出した結果、金額がまったくオーバーになってしまえば
業者側もまた最初から見積もりをし直さなければなりません。

そういったことから、予算は最初に言った方が話は順調に進めることができるでしょう。

リフォームの場合は、追加工事が発生する可能性が非常に高いです。
そういったことから、予算は1~2割程度余裕を持っておくことをお勧めします。

 

不明な部分は納得するまで担当に聞くこと

見積をみて確認するとき、金額だけを重視して後の詳細を気にしない方が多く居るようです。
理由は「専門用語が多くて、解らない。とりあえず、予算内で納まっているのでいいか・・・」

という理由が多いです。
しかし、解らないままで承諾してしまうと、後になって「この材料を使うと思っていなかった」など

そんな問題が発生してきます。
そうならない為にも、解らない事があれば担当に解るまで聞くことが大切です。

相見積もりの場合、相見積もりだと伝える

相見積もりは、複数社から見積もりをとり比較する目的で各社にお願いすることです。
しかし、多くの業者に依頼しすぎると、かえって解らなくなったりすることもあるので

相見積もりは3社程度にお願いすると良いと思います。
見積もりに来た業者には

「何処の業者が良いのか解らなくて、他にも見積もりをお願いしています」と伝えましょう。
比較されていることが分かれば、仕事が欲しいと思う業者であれば

価格も勉強し、期待に添えるようにいろいろな提案もされてくるでしょう。

 

他社の見積もりを餌に値引きをしない

業者を比較検討する際に、他社で貰った見積書を見せて「こちらの業者はこの値段でした」と
見せる事によって、より値引きを促す行為はあまりお勧めできません。

家電製品とはちがい、単にそのものだけを売る!といった単純な話ではないのです。
建築の場合は、その値段になった経緯、手間、経費など・・いろいろな事を検討して金額を出すからです。

家電の場合は、同じもの、同じ性能、同じ品質のものを、価格の差として天秤にかける事ができますが
建築の場合は、性能、品質、価格などは、同じ形の家だとしても変わってくるからです。

なので、この業者は「この図面で見積もりをしてもらったのが、この値段です」と
提示されても、仕様はどうなのか?施工方法はどうなのか?

業者からすると、そういった疑問が湧いてくるものです。
なので、他業者の見積りを突然突き付けられても

「は~~っ!そうなんですね」としか言いようがないという事です。
しかも、その業者に対して良い印象を与えません!

信頼もへったくれもなく、家電製品みたいに安く買った方が勝ち!
という業界ではないという事を認識してください。

建築業界は価格が決まって初めて工事にかかるのです。
安くしたせいでどんな影響が出てくるかも解らないのです。

なので見積書を見せて、値引き交渉をするのはマナー違反でもありますし
良い事がないと覚えておきましょう。

 

業者を絞ったら他の会社に丁寧に断る

1社に絞る事が出来た時点で、他の業者にはなるべく早くお断りの連絡をしましょう。

例えば、「先日はわざわざ見積もりに来てくださいありがとうございました。
申し訳ありませんが、今回は他にお願いしようと思います」

などといった内容で良いと思います。
断った場合、業者としては理由を聞きたいものです。

その際は、「プランの内容が最も合っていたので」「すぐに着工できるとのことだったので」
と言うような事をお伝えしましょう。

又、提案の改善のために、依頼者の意見を取り入れようとしている業者もあります。
無料で見積もりをしているとは言っても、実際には数日間という時間をかけて見積もりしています。

正直な意見を伝えると共に、感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

 

施主が見積もりを確認すること

 

会社印・作成日が書いてあるか?

見積は1回で終わる事はめったにありません。
再度、金額を調整したり、追加があったり、削ったりそういったことが多々あります。

同じ業者から数回見積書を提出されると、どれが最終的な見積書なのか解りずらくなったりします。
そのため、日付の有無を確認することは、非常に大切です。

お客様に提出する場合は、会社印・作成日は必ず書いてあるとは思いますが・・・一応確認すべきです。

 

無料見積もりは本当?

今時ほとんどの業者は、見積もりは無料だと思われます。
ただ、見積書を作成するには実際には時間も費用もかかっています。

しかし、業界では「仕事を受注するため」という理由からお金をとる習慣が無くなっています。
しかし、他のリフォーム会社にすると断られたあとになって見積もり料金を請求する業者もいます。

また、リフォームの規模によっては、本格的な図面が必要になり
後からプランニング料という名目で請求される場合もあります。

見積無料!とは言ってるものの
何処までが無料で、どうなった場合に請求される事があるのかを確認しておきましょう。

 

商品単価が記載されているか

見積書には必ず、物の単価が書かれています。
例えば、材料であれば1枚〇〇円・1個〇〇円・㎡(ヘイベイ)〇〇円など・・・

その単価が記載されていないと、何を根拠に合計金額が算出されているのか解ったもんじゃありません!
工事内容、規模によっては1式〇〇円と何も記載されていないこともありますが

床材やクロス、屋根材や塗料など、ほとんどの場合は数量と単価が記載できます。
例えば、クロスを貼る場合は

商品名 (規格・品番) 単価 数量 金額
壁クロス張り  リリカラ XRシリーズ XR533 1100 55㎡ 60500

というふうに記載されていると思います。
大切なのは、根拠が解るようになっているかが重要です。

※数量に関しては、素人にはなかなか難しいかもしれません!

 

商品の名前、型番など記入されているか

見積書の中には、工事内容は記載してあるけれど商品名の部分が記載されていないことがあります。

商品名 単価 数量 金額
壁仕上げ 張替え工事 1100 55㎡ 60500

上記のような場合、実際に工事をした時に何を使っているのか?
なんの商品を使用するか分からない状況です。

さらに、打ち合わせのときより商品のグレードが上がっている
もしくは下がっている場合もありますので、何を使ってこの金額になっているのかまで把握する必要があります。

前記「商品単価が記載されているか」の表と見比べてもらうと解ると思います。
規格・仕様のところには商品名だけでなく、型番、性能や工事方法が書いてあるのが理想です。

何も書いていないときは担当者に詳細を確認すると良いです。
その時、口答のみで説明を受けても良いのですが

後で説明を受けた詳細を記載されたものを再発行してもらいましょう。

合計金額は合っているか

いくらプロが作った見積書、図面だとしても、間違いという事があったりします。
信じてくれるのは、ありがたい話なのですが、自分でも確認することをお勧めします。

※見積書の金額を計算したら総計が違っていたことがあります。

 

見積もり書の有効期限はいつまでなのか

ご存じの方も多いかもしれませんが、見積書には有効期限があります。
有効期限を過ぎてしまうと、見積書が無効になるということはありませんが

リフォームで使用する部材は月日によって変動することがあります。

理由:建築材料は定期的に価格の見直しが各メーカーで行われています。
多少の金額変動であれば、いいのですが、数量が多い場合は100円違うだけで数十万の違いになったりするからです。

例えば、ガソリンを例にだすと
今現在灯油、ガソリンは日に日に値上がりしています。

先月来た時に値段を聞いたら、ℓ155円って言ってましたよね?
なんで今はℓ175円なんですか?

先月、155円って言った以上!責任を持ってその値段で入れてください!
というのは、少し酷な話だとは思いませんか?

そういったことから、有効期限を過ぎてしまったときは
提示されている見積もり金額では厳しくなるという事があります!

そのことも、考慮してあげましょう。
ちなみに、極端な話ですが掲出されてから有効期限が3日しかないなど

極端に短いときは早く契約させようとしている可能性が高いため
慌てることなく他の業者と金額を比較した上で決めてください。

数日で部材の価格が跳ね上がることはほぼありません。

 

見積もり提出時期をはっきりさせる

「いつ頃までに、見積もりを提出できますか」
「○月○日まで提出してほいいのですが出せますか」

見積の提出期限はある程度はっきりさせておきましょう。
いつでも良いと思っている場合は別ですけど。

見積を貰って初めて、銀行に借入の申請をされたり、補助金申請などをすることが出来ます。
そういった、行動を予定をたてて、きっちり済ませたいと思っている方は日程を決めておきましょう。

新築・リフォーム!相見積もりで安く出来る!でも、マナーには注意しよう。

 

 

 

工事現場でのリアルなつぶやき
>・・・建物を長持ちさせるために・・・

・・・建物を長持ちさせるために・・・

建物は月日の経過とともに、日々劣化していくものです、建物の状況を確認し、気になる点や破損個所があった場合、被害を広げない(修繕費用を抑える)ためにも早めに対処が必要とされます。

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