外壁塗装をしたがすぐに不具合って・・そんな時の対処方法

外壁塗装後・・・すぐに不具合って・・・そんな時の対処法

ここでは、塗装工事を終えたばかりなのに、すぐに不具合が生じてしまった。
そんな方が結構いる事を知って、それに対する対象法をお伝えしようと思っていたので記事にしてみました。

現在、外壁塗装を終え

「外壁塗装したけどの失敗?」

「失敗だと判断した場合は、どうすれば?」

「自分にできることはある?」

といった疑問を持っている方に向けて、いろいろお伝えしたいと思います。

塗装施工について「失敗じゃないの?」と思ったら施工業者に相談をする。

「外壁塗装工事の失敗では?」と思う場合には、当然ながら施工した塗装業者に相談(クレーム)をしましょう。
施工後すぐに不具合などがおきた場合は、基本的に施工業者が責任をもって対処してくれるはずです。

例1)下地の状況が悪くて、塗膜が膨れてきたり剥がれてきたり。

例2)塗装の仕上りが悪い。(ムラががあったり、色分けラインが真っすぐじゃなかったり)

例3)何らかの原因で仕上がりに問題や不具合が生じている。

これ以外にも、ガラスに塗装が付いているなど、「塗装業者に落ち度があるのでは?」
といった疑問や疑念がある場合は、塗装業者に時間をおかないで気づいた時点で相談をしてみるとよいです。

 

「塗装業者に落ち度のある工事の失敗かどうか、専門家(第三者)の意見が聞きたい」といった場合や
「塗装業者に落ち度があると思っているが、対応してくれない」などの困った状況になった場合には

専門の機関に相談すると良いでしょう。

 

専門相談機関はこちら

公共財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター「住まいるダイヤル」
国土交通大臣から指定を受けた住宅専門の相談窓口

消費生活センター
消費生活全般に関する苦情や相談の窓口

 

施工以外の失敗については、まず自分で対処法を考える

場合によっては施工以外の失敗もあったりします。

  • 塗装の色選びに失敗
    これはプロであっても、人それぞれの感覚なので「この色を塗っておけば間違いない」
    ということはありません。感覚的なアドバイスはできますが、そのアドバイス通りに塗ったら
    イメージと違うので塗りなおして欲しい!というのは、まず無理だと思われます。
    どうしても他色にしたい場合は、再度、塗料代(材料代)や工事代などを自身で負担して
    塗装業者に塗り直してもらうしかありません。
  • 工事が原因で近隣住民とトラブルになった
    近隣住人とのトラブルになった場合は謝罪に行くなど、トラブル解決に向けて自身で動く必要があります。
    業者側である程度のトラブル対応をしてくれることもありますが
    当の本人が顔も出さず
    業者に任せきりにすることで、かえって心証が悪くなる場合もあります。
    なので塗装業者が対応してくれる場合にも、業者と一緒にお詫びにいくか
    業者とは別のタイミングで改めてお詫びにいくなどの対応をお勧めします。

上記の事例の場合は、まずは「どう対処するのがベストか」を自身で考え
対処法を考えた結果、業者に相談したり、また知人に相談したりするのも良いでしょう。

上記で言った事例で「塗装の色選びに失敗」は、自分が我慢すればなんとかなりますが
「近隣住民とのトラブル」はそうもいきません。

想像を超えてくる、言いがかりをつけてく人も中にはいたりします。
そういう場合は対処のしようがないだけこじれることもあります。

そうなった時に、「どう対処するのが良いか専門家の意見が聞きたい」
「本当に対処のしようがないのか、専門家に相談したい」

などの場合も上記で紹介した専門機関に相談をすると良いでしょう。

 

お客様が実際に失敗した悲痛な声

ここでは、外壁塗装を行った人が実際に経験した声の中で多く聞かれる事例を紹介します。

外壁塗装後すぐに、塗膜のふくれ・はがれが生じた

[失敗事例]

「施工内容が悪かったのか、外壁塗装後すぐに、塗膜(塗装後にできる塗料の膜)にふくれ・はがれが生じた」

塗装業者の工事内容に不備があると(塗装業者が外壁塗装に失敗すると)
塗膜にふくれ・はがれが生じてしまうことがあります。

外壁・屋根塗装 豊橋市豊川市 『外壁のチェック 膨れ』|現場日誌・現場ブログ|豊橋市・豊川市の外壁塗装・屋根なら河合塗装工業|市からの表彰実績あり

 

周南市で塗膜の剥がれたサイディング外壁の現地調査を行いました|ガイソー周南店|住まいの外装リフォーム専門店

 

塗装工事を終えて、すぐであれば上記の状態になった場合は
補修をしてもらえるでしょう。
気づいた時点で、すぐ業者に相談することをお勧めします。

塗装の不具合(膨れ、剥がれ)は必ずしも施工業者が原因で生じるとは限りません。

経年劣化が原因で、塗膜のふくれ・はがれが生じることもあります。
外壁塗装をしてすぐ(塗装直後~1年以内くらい)に塗膜にふくれ・はがれが生じた場合は
塗装業者の工事内容に不備があった可能性があります。
塗装をしてから数年経ってから生じた塗膜のふくれ・はがれは、経年劣化が原因の可能性が高いです。

 

外壁塗装が明らかにムラになっていた

[失敗事例]

「外壁塗装が明らかにムラになっていた」

外壁塗装工事は塗装職人の手で行なうため、どうしても多少ムラになってしまうことはあります。

・外壁を見る角度によって、ムラがあるように見える
・光が強くあたった時に、ムラがあるように見える
といった程度であれば、外壁塗装の失敗とまでは言えない、と考えるのが一般的です。

職人の腕もありますが、気温、乾き具合などでどうしてもムラになる場合がある

多少のムラがあっても、「仕方ない」とされることがほとんどで、塗り直しをさえるには
あまりにも厳しいかと思われます。

とりあえず、室内も白のペンキで刷毛ムラ塗装。 | 「アトム おやじ」 の自然農園 - 楽天ブログ

しかし、少し大げさですが写真のように明らかにムラになっていたりした場合は
塗り直しの対象となります。

 

好みの色で外壁塗装をしたが、イメージと違った

[失敗事例]

「好みの塗料色を選んだが、実際に外壁に塗装してみると、イメージしていた仕上がりにならなかった」

「奇抜な塗料色を好んで選んだが、我が家の外観だけ、近隣から浮いている気がする」

外壁を塗装する際に色選びに失敗したという声も多く聴くことがあります。
ただ、これに関しては、色決めの時点で承諾をしている以上

「イメージした仕上がりにならなかった」といった感覚的な理由だけで塗り直してください!
という話にはなりません。

どうしても色を変えたい場合は、再度、塗料代(材料代)や工事代などを自身で負担するつもりで
塗装業者に「すいませんがもう一度塗り直してもらえますか」とお願いをして塗りなおしてもらいましょう。

 

外壁塗装を考えている人へ 参考記事

「好みの色」というだけで外壁塗装の塗料色を選ぶと、失敗する可能性大。
外壁塗装の塗料色を選ぶ時には、好みかどうか以外にも、検討するべきいくつかのポイントがあります。

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手抜き工事・ずさんな工事をする塗装業者に依頼をしてしまった

[失敗事例]

「手抜き工事・ずさんな工事をする心ない塗装業者に依頼をしてしまった」

残念ながら、ほんの一部ではずさんな工事をする塗装業者も存在します。
実際のところ、一般の人が“本当に手抜き工事なのかを見極めるのは難しい側面もあります。

 

外壁塗装前の人への参考記事

外壁塗装を成功させるために最も重要なのは、信頼できる塗装業者を選ぶことです。
納得の外壁塗装ができるかどうかは、塗装業者選びにかかっているといっても過言ではありません。

下記記事も参考に、信頼できる塗装業者を見つけてください。

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外壁塗装が原因で近隣とトラブルになってしまった

[失敗事例]

「外壁塗装工事の音が原因で、近隣から文句を言われた」

「高圧洗浄時の洗浄水が隣人宅にまで飛散してしまい、クレームに発展した」

外壁塗装が原因で近隣とトラブルになってしまうことがあります。
トラブルになる原因として挙げられるのは以下の内容です。

・工事関係者の出入りが増えることでの騒々しさ
・足場設置時の音や足場筋交いが隣の敷地内に入っている
・養生ナイロンが隣地に飛散していた
・塗料のニオイ
・高圧洗浄時の洗浄水などの飛散や塗料の飛散

以上のようなことが考えられますが、人によって何が不快に感じるのかは違ってくるものです。
自身では大したことはないと思っていても近隣の人にとっては

「大迷惑」「不快に感じる」ということもあります。
そのため、近隣の人から何かしらの指摘を受けたときはもちろん

「もしかするとご迷惑をおかけしたかも…」と思うことがある場合には
いち早く謝罪をすることで事を大きくすることが防げるかと思います。

外壁塗装前の人へのワンポイントアドバイス

近隣トラブルを引き起こさないためには
外壁塗装工事がはじまる前に近隣宅への挨拶をすることが大切です。
・外壁塗装をすること
・外壁塗装のスケジュール
・音やニオイがするかもしれないこと
・足場のネットが原因で日当たりが少し悪くなること

などを説明し、ご迷惑をおかけしてしまうかもしれないことについて断りを入れておくことで
相手側にも少しは我慢してもらえるようになるはずです。

事前に断りを入れていてもトラブルになってしまうことはありますが
何も挨拶をしないで工事を始めると、「何も聞いていない…」など

何の断りもなかったことについて不快な感情が生まれることで
よりトラブルが起きやすくなってしまうことは間違いありません。

近隣宅への工事前の説明に代わりに行ってくれる塗装業者も少なくありませんが
できれば塗装業者任せにせず、消費者(施主)自身も一緒に説明に行くのがオススメです。

自身も一緒に出向いた方が、より誠意が伝わり、クレームも起きづらくなるものです。

 

まとめ

この記事では、外壁塗装を経験した人の声をもとにまとめた、一部の失敗事例をご紹介しました。

失敗しないための参考記事を見てもらえれば、失敗のリスクを少しでも少なくすることが出来るでしょう。

失敗をしないためには業者任せにしないで、ご自身も工事に関しての知識を雑誌などで
つけることによって、格段に失敗を防ぐことができるようになるはずです。

それでも、解決でいない事も中にはあります。
ご自身で解決できなくなった場合は、以下のサイトに相談することをお勧めします。

専門相談機関はこちら

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国土交通大臣から指定を受けた住宅専門の相談窓口

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>・・・建物を長持ちさせるために・・・

・・・建物を長持ちさせるために・・・

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