水廻りのリフォームをする前に!知識をもって行動しよう。

目次

水割のリフォームをする前に!不満を洗い出し。

水回りのリフォームで、最初にする行動は、ショールームへ行ったり
カタログを集めていろいろ見たりすることだと思うのではないでしょうか?

通常皆さんはこういった行動に出てしまうのではないでしょうか。
間違いではないのですが、それ以前にしておきたいことがあります。

それは現在の水回り(キッチン、トイレ、浴室など)について
不満や不便だと思うことをしっかりと書き出すことです。

たとえば、古くなったから新しいキッチンにしたい、という理由があったとします。この場合、これまでの不便だったところに注意をしてみるのです。

「料理しているとき、子どもの様子が見えないのが気になる」
「料理には専念できるけど、家族と話ができない」などです。

そのうで、みんなで意見を出し合いながら、改善点を洗い出し
どう変えていきたいのか決めることから初めてほしいのです。

上記の例に対する意見なら、「子どもの様子を見守りながら料理をしたい」
「家族みんなでワイワイ料理をつくりたい」などです。

みんなから出た意見を整理し、叶えたい理想に順位をつけておきます。
そうすることによって、予算などを決めるときに何を省いたらいいか

解りやすくなるので、後々役立ってきますし、業者に対しても
お願いする時に伝えやすくなってきます。

また、何を優先してリフォームしたいのか目的をはっきりしておくことによって
目先の設備機器の機能性やデザイン性に惑わされることもなくなってきます。

水回り部位別での基礎知識

キッチン

キッチンに何を求めるのか、人それぞれだとは思います。
まずは、キッチンに何を求めているのか具体的なことを
自分で考え、それを少しでも満たすことのできるキッチンにしたいものです。

例えばですが・・・

  • みんなで食事を作りたい
  • 時間をかけてご飯を作る
  • 忙しいのでなるべく簡単に作りたい
  • 片付けを簡単に出来るようにしたい
  • 調味料などを使いやすい位置に置きたい
  • たくさんの食器を使いやすく収納したい
  • お客さんがたくさんよべるような、何人分も準備ができるキッチンが欲しい
  • 最新機器が導入されたスタイリッシュなキッチンにしたい
  • 作り置きをしたり、梅干しなど保存食を作るので、食品庫が欲しい
  • 本格的に魚などをさばきたい
  • 見せるキッチンにしたい
  • 使わないときは何も出ていないようにすべて収納したい・・・

など、いろいろなことを考えると思います.。
思う限りの要望はできるだけあげておきましょう。

いろいろなキッチンメーカーでは使い勝手や機能に工夫を凝らしたキッチンを
提案しています。

工務店等に知り合いなどがいれば、メーカーの展示ショップに行くことで
出来る限りの要望を満たしてくれる提案がされます。

これらの要望をもとにして

  • キッチンを使う人は誰
  • 使う時間は?
  • どんな料理をよく作るか
  • よく使う鍋や調理機器は?
  • 食器は多いか
  • キッチンのスペースの形や広さは?

などを考えて、ご自身の生活に合わせたキッチンを選びをしてほしいです。

※キッチンはデザインやスタイルも大事ですが
基本的にキッチンは毎日の作業をする場所です
見た目より使い勝手を優先することをお勧めします。

キッチンのレイアウト

キッチンの位置やレイアウトによって使い勝手は大きく変わります。

キッチンが使いやすければ、お料理も楽しくなり、なにより気持ちと

体が楽になると思います。

使いやすい = 体の負荷を減らせている!

ということにつながるのではないでしょうか。

新築時やリフォームの際のキッチン選びに方についてと

使いやすいキッチンレイアウトと選び方をお伝えします。

キッチン内での動線を考慮する

キッチンを決めるときには製品そのものの特徴を選んのも大事ですが
キッチン内での動きやすさを考えることが重要です。

キッチンでは動線をしっかり考えて配置することで
調理や後片付けにかかる負担も軽減されてきます。

生活するうえで絶対に行わなければならない作業です。
この負担を軽くすることで体に及ぼす影響も確実に変わってきます。

「シンク」「加熱調理器」「冷蔵庫」の三点をつなぐ三角形を
ワーキングトライアングルといいます。

このワーキングトライアングルがどのような位置、距離関係に
なっているかで動線や作業効率や使いやすさが変わってきます。

 

キッチンでの使いやすさを考えるとき
冷蔵庫から食品を出して洗って切って調理する時に
動く距離が短いほど使いやすいと言われています。

シンク、加熱調理器、冷蔵庫を結ぶ三角形の「辺の長さ」が重要なポイントとなります。

「シンク・加熱調理器」間の辺の長さは120~180cm程度
「シンク・冷蔵庫」間の長さは120~210cm程度
「冷蔵庫・加熱調理器」間の長さは120~270cm程度

そして、ワークトライアングルの三辺の合計が360~660cm程度
になっている状態が理想的とされています。

スペースの取り方で違ってくるとは思いますが
ほとんどの家庭はこの範囲内になってることと思います。

代表的なレイアウト

 

I型 キッチン

一列にシンクと加熱機器・調理スペースが並んだレイアウトのキッチンです。
冷蔵庫の位置や食器棚の位置で使い勝手が異なります。

キッチンのサイズが使い勝手に大きく影響します。
全体の長さが長すぎると疲れやすくなります。

壁付けのキッチンだけでなく、壁を作って対面キッチンにすることもできます。
キッチンの広さや大きさにかかわらず、最も一般的なキッチンです。

 

L型 キッチン

L字型にシンクと調理スペース、加熱機器を配置したレイアウトのキッチンです。
L型キッチンはキッチンの動線が理想とされる三角形になるので

使いやすいといわれています。
コーナー部分の奥行きが深くなるので収納が使いづらくなります。

 

Ⅱ型 キッチン

シンクと調理機器を分けて2列に配置したキッチンです。
水回りと加熱スペースを分けて広く使えるキッチンです。

I型に比べて動線が短く、作業がしやすくなります。シンクとコンロの位置が同じ位置にならないようにする方が使いやすいでしょう。

数人で使う際には特に2つのカウンターンの幅が狭いと使いにくいので
ショールームでしっかりと幅を確認しましょう。

対面キッチンやカウンターキッチンなどによく使われます。

 

アイランドキッチン

 

アイランドキッチンはキッチン自体が島のように独立して設置されているキッチンです。
シンクのみの場合やシンクやヒーター部分もアイランドになっている場合があります。

カウンターを広げてキッチンとテーブルとして使うようにしたものもあります。
バリエーションがいろいろあります。

オープンキッチンの代表ともいえる形ですので開放感があります。
アイランド部分は独立しているので、どちらの方向からもアクセスできるので

動きやすいキッチンといえます。
だだし、アイランドに調理機器を置く場合はレンジフードの位置や

油汚れに注意が必要です。
又、キッチンが目立つ位置にあるので、常に片付け場所を把握し、片づけることで

おしゃれで使いやすいキッチンにすることが出来るでしょう。
片付けの面では少し手間がかかりそうです。

一般的には、以上のようなタイプがあります。
これも好みと、使い勝手の良さ!と負う部分で選択されると思いますが
十分検討して計画してください。

壁付けキッチン?対面キッチン?どっちがいい。

壁付けキッチン と 対面キッチン どっちにすればいい?

既存のキッチンを取り替えるといった場合は
元の形式に合わせるしかないと思いますが

キッチンの部屋をリフォームする場合は
まず!以下に述べる選択に迫られるのでしょうか。

それぞれのメリット、デメリットをお伝えします。

壁付けキッチン

このタイプのキッチンは壁面に取り付けるタイプのキッチンです。
昔は、ほとんどの家庭がこのタイプのキッチンでした。

ガス配管、給水工事が比較的簡単にすることが出来る理由から
このタイプが多いのです。

壁付けキッチンのメリット
  • コンパクトなキッチンができる。
  • 吊戸棚を付けることができる。
  • 部屋を広く使うことができる。
  • 壁に向かって作業できるので集中できる。
  • ダイニングテーブルを近くに置くことができ、作業台として使うことができる。
  • シンクの正面に窓を置けば、明るくて風通しの良いキッチンができる
壁付けキッチンのデメリット
  • 壁に向かってキッチンがあるので、キッチンが丸見えになる。
  • 壁に向かって作業するので周囲が見渡せないので疎外感がある。
  • すぐ後ろにダイニングテーブルを置く場合が多いので、冷蔵庫や食器棚、家電製品の置く位置を決めることがむずかしい。

対面キッチン

ダイニング側(居間側)に向かってキッチンが作られています。
壁や吊戸棚でダイニングとの間を適度に仕切った開口部のある対面式キッチンや

吊戸棚の無いリビングやダイニングと
一体感のあるオープンなキッチンなどがあります。

対面キッチンのメリット
  • 家族の状況を見ながら料理ができる
  • 開放感がある
  • 食事の配膳がしやすい
  • テレビを見ながら料理ができる
対面キッチンのデメリット
  • キッチンのにおいや音が部屋に広がりやすい。
  • キッチンがリビングとつながっているのでお客さんが来たときは
    キッチンの様子が丸見えになってしまう。
  • ダイニングと合わせるとある程度の広さが必要になります。

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何処に頼んだら良いか解らない場合は使わない手はないです。

ユニットバス

浴室(ユニットバス)については、現在使用されているユニットバスの
大きさでリフォームすることになると思います。

現在のユニットバスより小さくする分にはユニットばすに関係する
費用で済みます。

例えば1坪タイプのユニットバスを1.25坪タイプにしたいとなると
浴室周囲の部屋の壁、床、天井を解体しなければならなくなってしまいます。

そうすると、ユニットバスを設置する費用以外に
周辺のリオフォーム費用も上乗せになって莫大な費用がかかってしまします。

我慢できるのであれば、大きさを変えずに、浴槽の形状、機能などを
良いものにしよう!そんな考え方をすることをお勧めします。

ユニットバスの種類

0.75坪タイプ

アパートやマンションによく使われています。

目安

コンパクトサイズなので浴槽では足を伸ばすことは出来ず
足を曲げた状態での入浴となるでしょう。

サイズ

1216サイズ 内寸(1200×1600㎜)
1217サイズ 内寸(1200×1700㎜)
1317サイズ 内寸(1300×1700㎜)

1.0坪タイプ

戸建て住宅に最も多く使われているタイプです。

目安

住宅等で最も多く使われている大きさのものです。
浴槽では足を伸ばすことが出来るでしょう。

サイズ

1616サイズ 内寸(1600×1600㎜)
1717サイズ 内寸(1700×1700㎜)

1.25坪タイプ

1坪タイプ同様戸建て住宅に使われています。

目安

浴槽自体は1.0坪タイプと同じですが、洗い場は二人並んで洗える広さです。

サイズ

1618サイズ 内寸(1600×1800㎜)
1620サイズ 内寸(1600×2000㎜)
1621サイズ 内寸(1600×2100㎜)

人気ユニットバスメーカー

TOTO

トイレやバスルームなどの水回りに関する住宅総合機器メーカーで
ユニットバスの工法を考案した会社としても知られています。

TOTOユニットバス共通の機能としては、断熱性と乾きやすさに定評のある
「ほっカラリ床」、水の勢いを保ちながら節水を可能にした「エアインシャワー」

浴槽と蓋に断熱構造を取り入れ、高い保温性を実現した
「魔法びん浴槽」などが魅力的です。

TOTOが取り扱っているブランドにおいて最も代表的と言える
「サザナ」をご紹介します。

https://jp.toto.com/products/bath/sazana/

戸建て住宅向け「サザナ」はTOTOユニットバスのミドルグレードブランドです。
最高ブランドではないのでデザインはシンプルですが

快適に使用するには十分な機能が搭載されています。
中でも「お掃除ラクラク」シリーズは

毎日のお掃除の負担を減らしてくれるような工夫が随所に施されています。
快適なバスタイムを過ごしたい方や、毎日のお掃除を楽にしたい方など

誰にとっても使い勝手がよいブランドです。

LIXIL

住まいや公共空間の設備に関する日本最大のメーカーです。
戸建て住宅やマンションにとどまらず

ホテルや病院向けのユニットバスもあるほどの
種類の豊富さ
が特徴の1つといえます。

LIXILから出ている商品を戸建て住宅向けとマンション
集合住宅向けから1つずつご紹介します。

戸建て住宅向け「スパージュ」は、LIXILユニットバスのハイグレードブランドです。

https://www.lixil.co.jp/lineup/bathroom/spage/

お風呂にこだわりのある方にも満足いただける、快適なバスタイムを提供します。
マッサージ効果のある打たせ湯や、ボリュームのあるお湯を

全身に浴びることのできる「オーバーヘッドシャワー」を備えています。
ちなみにマンション・集合住宅向け「ソレオ」

打たせ湯やオーバーヘッドシャワーといった快適性を高める機能を備えながら
見た目の高級感を高めています。

機能性の高さと見た目の美しさだけでなくユニバーサルデザインを採用するなど
どなたにも使いやすいユニットバスです。

Panasonic

身体に優しく、女性には特に嬉しい機能が充実しています。
たとえば、酸素をたっぷり含んだ小さな泡で肌をしっとりさせ

39℃程のぬるま湯でも身体を温める「酸素美泡湯」
肌に優しい強さの水で汚れをしっかり落とす「エステケアシャワー」
などに定評があります。

Panasonicから出ている商品をご紹介します。
「オフローラ」は、入浴中も美しくなるための時間という考え方に
基づいて考案されています。

https://sumai.panasonic.jp/bathroom/oflora/

リラックスできるために照明も工夫しているなど
リラックスできる入浴も忘れていません。

その他に掃除しやすいように汚れのつきにくい材質を用いた節水シャワーなど
使う人にも環境にも優しいものになっています。

ユニットバスの形状、特徴

お風呂の浴槽は四角いものだと思われがちですが
最近は使い勝手の良さや節水効果などを考えて

様々なタイプの浴槽が揃っています。
ここでは代表的な浴槽について、その特徴をご紹介します。

ストレート型

ストレート型はスタンダードな浴槽
水深がとても深く取れるという特徴があります。

肩までしっかりと浸かりたい、子どもと一緒にお風呂に入りたい!
という人に適しています。

ただし、浴槽としては無駄な体積が多く
光熱費が高くなるというデメリットもあります。

コーナー型

コーナー型は浴室の角部にピッタリとフィットするタイプの浴槽です。
洗い場側をラウンド形状にカットしていますので

洗い場を広く使えるというメリットがあります。
幅が狭くて、洗い場が窮屈になってしまうお風呂に適しています。

ななめ型

ななめ型もコーナー型と同じく、洗い場の広さを確保したいときに選ぶ浴槽です。
しっかりと足を伸ばすこともできますので

1人で使うなら使い勝手はストレート型とそれほど変わりません。
使用するお湯の量も減らすことができますが

子どもと一緒に入浴するのには適していません。

アーチ型

浴槽のフチがアーチ形状になっている浴槽です。
フチが細くなっているため、小さなお子さんや高齢者でもつかみやすく

入浴時の転倒を防ぐことができます。
見た目がとてもスタイリッシュで、お風呂が美しく見えるという利点もあります。

たまご型

浴室を可愛らしくて柔らかなイメージにしたいときに
おすすめしたいのがたまご型の浴槽です。

欧米などでよくある丸いバスタブのような心地よさがあり
ちょっと贅沢な気分になれるというのもたまご型の特徴です。

Sライン型

最近のユニットバスに増えているのがSライン型です。
デザイン性に優れているだけでなく、浴槽内に段差がありますので

半身浴を楽しむこともできます。
さらには、浴槽内の体積が少なくなっているため

水道代やガス代などの光熱費を減らすことができる優れた浴槽です。

トイレ

イレは家族みんなが一日に何度も使用する場所なので
汚れやすく清潔に保つのが難しいですよね。

劣化が進んだり不具合が出たりすると、リフォームを検討する頃かもしれません。
せっかくリフォームするのであれば

リフォーム後に後悔することのないようにしたいものです。
そこでトイレリフォームの知識とともに

リフォームの失敗例と失敗しないためのポイントをご紹介します。

人気トイレメーカー

TOTO

「トイレ=TOTO」というイメージがある方も、きっと多いことでしょう。
ちなみに一般的に温水洗浄便座のことを「ウォシュレット」と呼びますが

元はと言えばウォシュレットとはTOTOが発売した温水洗浄付き便座の
商品名がウォシュレットだったという事を知ってますか?

歴史あるTOTOのトイレは、節水・洗浄・清潔さのすべてにおいて進化しており
特に節水性能については、トイレメーカーの中で最も早く“4.8L洗浄”を
実現するほど長けています。

LIXIL

株式会社LIXIL(リクシル)は、2011年にINAX(イナックス)
トステム・サンウェーブ・新日軽・東洋エクステリアが統合してできた
住宅設備総合メーカーです。

TOTOとともにトイレのシェア率はトップクラスで
デザイン性が高いリーズナブルな機器の品ぞろえが豊富です。

パナソニック

パナソニックのトイレ「アラウーノ」は2006年の発売以降
累計100万台以上も売れている超人気シリーズ。

家電メーカーならではの、他社にはないシックできりっとした
フォルムが印象的です。

最大の魅力は汚れが付きにくく、お掃除が楽なこと。
これまでの陶器製のトイレとは異なる“有機ガラス系新素材”を採用し

撥水性に優れた、水垢が付きにくいトイレを実現しています。

トイレの種類と特徴

タンク、ウォッシュレット組み合わせトイレの特徴と価格帯

組み合わせトイレは、最も普及している種類で、便器と水を溜めるタンク、便座が別になっているものです。

昔の組み合わせトイレと違うポイントは
「便器のフチ」のお掃除のしやすさです。

昔の組み合わせトイレは、フチが折り返す構造になっており、掃除ブラシが届きにくく、掃除するのが非常に厄介でした。

現在の改良された今のトイレはフチの折り返しが無く
とてもお掃除しやすくなっています。

●メリット
組み合わせのメリットは、タンクとウォッシュレットを細かく指定できる点です。
機能を付けずに極力シンプルなトイレであれば、安価に作ることができます。

また、必要に応じて、ウォシュレットやオート開閉
自動洗浄など、様々な機能を付けることができます。

さらに便座のみを交換できる利点があります。
便座部分の破損や故障、機能のよいウォッシュレットへの交換など

最小限の費用でリフォームすることができます。

●デメリット
組み合わせのデメリットは、隙間や凸凹の箇所があるデザインが多く
掃除がしづらい点があげられます。

ただし、近年のモデルは掃除がしやすい形状に改良されてきているので
デメリットではなくなってきています。

●価格帯
組み合わせの価格帯は、90,000~180,000円程度です。

タンク一体型トイレの特徴と価格帯

タンク一体型トイレは、便器と水を溜めるタンクと便座が一体となっている形状です。

タンクが非常にコンパクトになっているのに加え、タンクと便器の繋ぎ目の少ないデザインなのも特徴です。

●メリット
タンク一体型のメリットは、すっきりしたデザインで、手洗いがある場合は
開口部に広いスペースを設けることができます。

組み合わせトイレと比べて、隙間や凸凹が少ないので掃除がしやすいところが挙げられます。また、手洗いボウルが広くなっているデザインも多く、使い勝手の良さも特徴の一つです。

●デメリット
タンクレストイレ同様にタンク一体型も、便器と水を溜めるタンクが一体となっているので、故障の際に部分的な交換ができません。全てを交換する必要があるため、リフォーム料金が高くなってしまいます。

●価格帯
一体型の価格帯は、100,000円~250,000円程度です。

タンクレストイレの特徴

タンクレストイレは、今一番新しい形のトイレで、水を溜めるタンク部分が無い形状です。

タンクがある形状は、タンクに水を貯めて、流すたびにに水を補充する仕組みでしたが、タンクレスは

給水管から直接水を出す仕組みです。
トイレメーカーのCMなどでもよく宣伝されており
聞きなじみがあるのではないでしょうか。

●メリット
タンクレスは、タンクが無いので、コンパクトでスタイリッシュなデザインで
隙間が少ないので掃除がしやすく、トイレの空間のを広くできる特徴があります。

また、水をためるのではなく必要なときに水を使う水道直結型になっているので
連続で水を流すこともできます。

●デメリット
タンクレストイレで、一つ注意が必要なのが設置場所です。
水圧が低い2階や3階の設置では、お水を流す力が弱くなるため設置ができません。

タンクも無いので、トイレ本体に手洗いを付ける事ができないため
手洗いが必要な場合は別途設置が必要になります。

また、タンクレストイレは、ウォッシュレットと便座が一体になっているため
取り外しができません。

そのため、ウォッシュレットの調子が悪い・故障した際には
メンテナンス作業をおこなうか、トイレ本体の交換の対応になります。

●価格帯
タンクレスの価格帯は、130,000円~300,000円程度です。

システムトイレの特徴

システムトイレは、手洗器や収納キャビネットなどを設置したトイレ室内全体を指します。タンクがある場合は、キャビネットで隠します。

●メリット
システムは、セット商品のため、カタログのようなトイレの空間を作ることができ
必要に応じて、手洗器や収納キャビネットを設置することができます。

手洗器を設置する場合は、既存の給排水を利用するので
大掛かりな工事が必要ありません。

●デメリット
手洗器や収納キャビネットは、設置可能な広さが決まっており
狭い空間には設置できません。

また、他のトイレに比べて組立設置が必要になり、費用が高くなります。

●価格帯
タンクレスの価格帯は、160,000円~600,000円程度です。

トイレの主な機能

どの種類のトイレも、様々な機能を付けることができますが
高機能であるほど価格が高くなります。

よくあるトイレの機能を説明してしたいと思います。

節水機能

少ない水量で流す機能で、節水をすることができます。
古いモデルのトイレは、大洗浄で13リットルを使用しますが

節水機能がある最新モデルは、4リットル前後でしっかりと流すことができます。
新しいトイレにする場合には節水トイレが基本機能になります。

温水洗浄

温水洗浄は、ウォシュレットやシャワートイレと呼ばれる機能で
排出後に温水によって洗う機能です。

暖房便座

暖房便座は、便座を温める機能です。
便座にすわったときのヒヤッとすることを軽減します。
急激な温度変化で血圧が変動するヒートショックにも有効です。

脱臭機能

脱臭機能は、臭いの発生元の菌を取り除き、継続的もしくは
瞬間的に発生する臭いを無くす機能です。
自動で脱臭する機能や、一時的に強力な脱臭ができる機能などがあります。

壁リモコン

壁リモコンは、壁に設置してあるリモコンで
便座の袖にあるリモコンよりも機能が充実している特徴があります。

お選びいただくトイレによって壁リモコンと
便座に付いているものがありますので確認しましょう。

温風乾燥

温風乾燥は、温水洗浄をした際に温風で乾かす機能です。
トイレットペーパーで水滴を取った後に使用します。

オート開閉

オート開閉は、人の動きに合わせて、フタを自動で開閉する機能です。

オート洗浄

オート洗浄は、便座から立ち上がるタイミングで
自動で洗浄する水を流す機能です。
座っていた時間によって、大と小を判別します。

洗面化粧台

洗面化粧台もまたトイレ同様毎日使用することと思います。リフォームする際には、おしゃれで使いやすく、掃除もしやすいメーカー品を選びたいですよね。今回は人気メーカーである「LIXIL(リクシル)・TOTO・パナソニック・クリナップ・タカラスタンダード・トクラス・ウッドワン」社の洗面台の、特徴・おすすめ商品・リフォーム価格帯について、ご紹介します!リフォーム会社を多数ご紹介している、当サービス『リショップナビ』独自アンケートによるランキングや、人気製品を使った施工事例も掲載しているので、ぜひご覧ください!

主なメーカーの特徴

LIXIL

なんといっても、「ピアラ」の洗面ボウルは大容量。
その秘密は、”非対称のデザイン”にあります。

広く平らな底面は、つけ置き洗いなどの家事でも大活躍!
両サイドには、賢く使い分けられる2タイプのパレットがあり

濡らしたくない物の一時置き・濡れた物を気兼ねなく置けます。
収納力抜群で使いやすいキャビネトや、お手入れしやすい排水口や水栓周りなど

使いやすさを究めた工夫たっぷりの洗面台です。

TOTO

「Vシリーズ」は”充実した機能を備えた洗面化粧台に
低予算でリフォームしたい!”という人にぴったり。

洗面ボウルは”すべり台ボウル”で、汚れをスイスイ排水口に運び
お手入れを楽にしてくれます。

乾いたタオル、石鹸などの濡れたものは「ドライエリア」と
「セミウエットエリア」で賢く使い分け。

収納キャビネットは、収納力が高い奥ひろ収納”奥ひろし”など
充実した機能が揃っているのにお手頃価格です。

クリナップ

家具調のデザイン「ティアリス」は、通常センターにあるボウルを片側に寄せ
カウンターには上質な天然石模様の人工大理石”アクリストンクオーツ”を使用。

”流レールボール”は、汚れを自然に排水口に集めてくれる構造です。
化粧台のキャビネットは5種類から選べ見えない部分まで

ステンレスが使用されています。
インテリア性の高いデザインと優れた機能が、くつろぎと癒やしを与えてくれます。

洗面ボウルの素材と特徴

洗面ボウルとは、手洗いや洗顔をするために、蛇口の下に設置された湯水を受ける容器のことです。洗面器と呼ぶこともありますね。

カウンターの上に載っているものや、カウンターに埋め込まれているタイプ、また壁に直接取り付けるタイプなどがあります。

素材は陶器製のものが多いですが、樹脂やホーローが使われることも多いです。

陶器製

陶器は洗面台に使われている場合がほとんどです。
汚れにくく、手入れが簡単というメリットがあります。

とても硬く衝撃等を与えると比較的割れやすい素材なので
衝撃を与えないように注意する必要があります。

ホーロー製

ホーローは化粧品などの化学成分に強いので、洗面化粧台によく使われています。
化学成分には強いですが、汚れのつきやすさが欠点です。

樹脂製

樹脂は陶器製に比べると衝撃に強く破損しにくいですが
素材がプラスチックなので高級感は陶器製よりは劣ります。

設置場所に合わせた形や大きさを実現しやすく
溝をなくした掃除がしやすい商品もあります。

洗面化粧台の種類と特徴

洗面台

洗面台

  • 設備
    洗面ボウル、水栓、鏡

  • 特長
    洗顔や手洗いなどができるシンプルなものです。

ユニット洗面化粧台

ユニット洗面化粧台

  • 設備
    洗面ボウル、水栓、鏡、照明、カウンター下収納、コンセント

  • 特長
    一般的な据え置き型の洗面化粧台です。
    洗面ボウル、水栓、鏡、照明、カウンター収納、コンセントが
    セットになっています。 狭いスペースでも設置することができます。 間口サイズは60cm・75cm・90cmのサイズから選ぶことができます。

システム洗面化粧台

システム洗面化粧台

  • 設備
    洗面ボウル、水栓、鏡、照明、カウンター下収納、コンセントの基本設備に収納棚などを増設することができます。

  • 特長
    基本設備(洗面ボウル、水栓、鏡、照明、カウンター下収納、コンセント)に加え、上部や左右に収納棚などを取り付けることができ、大容量の収納スペースを確保することができます。 洗面室全体をトータルでコーディネートすることもできます。 また、カウンター、洗面ボウル、水栓、鏡などのデザインを自由に選ぶことができます。

カウンター洗面化粧台

カウンター洗面化粧台

  • 設備
    カウンター、洗面ボウル、水栓、鏡、照明、コンセント

  • 特長
    カウンター、鏡、照明などを別々に設置するものです。 システムタイプ同様、カウンター、洗面ボウル、水栓、鏡などのデザインを自由に選ぶことができます。 収納は少ないのでカウンター下や壁などに自分好みの収納棚を設置するなどしてオリジナルの洗面化粧台にすることができます。スタイリッシュな洗面化粧台です。

まとめ

キッチン、ユニットバス、トイレ、洗面化粧台は住まいの中でも
毎日使用する欠かせない大切な場所です。

キッチンの位置とレイアウトで、キッチンでの動線が決まります。
特に主婦の場合は毎日が、決まったキッチンに合わせた行動になります。

主婦にとっては毎日の使い勝手に大きく影響してきます。
そして、浴室(ユニットバス)、トイレ、洗面化粧台も

同じく常に使用する場ではありますが、キッチンとは違い
作業的(労働)要素が無い場所です。

どちらかというと、リラックスする場所であり無ければ困りますが
機能的にあれば便利というレベルの話です!

なので、無くても時間的に余裕がなくなるとか使用する人に
ものすごい不自由を感じさせ困る!

そこまで、思わせるようなことはあまりないと思います。
そうは言っても、リラックスす場所で毎日使う場所でもあります。

水回りは家族のみんなで使用する場所です、なので家族全体で
話し合いをして、納得のいくリフォームをしていただきたいです。

 

信頼できるリフォーム会社を見つける方法は以下の記事を参考にしてください。

信頼できるリフォーム会社を見つけるための見極め術!

工事現場でのリアルなつぶやき
>・・・建物を長持ちさせるために・・・

・・・建物を長持ちさせるために・・・

建物は月日の経過とともに、日々劣化していくものです、建物の状況を確認し、気になる点や破損個所があった場合、被害を広げない(修繕費用を抑える)ためにも早めに対処が必要とされます。

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