工事請負契約(打合せ)と内容違う場合は絶対に妥協しないこと。

建築工事の請負契約書とは・・?

住宅を建てる・リフォームするなどといった工事をする際に
工事を請け負う業者と施主との間で締結される契約の事をいいます。

この契約は、プラン、金額、住宅の仕様など全てにおいて決定し
お客様が納得した時に初めて結ものです。

基本的に契約書は、「工事請負契約書」「工事請負契約約款」「設計図」「見積り書」
で構成されています。

大まかな契約書の記載内容は、誰と誰が契約をしたというのはもちろんですが
工事金額・工事内容・支払い方法・工期などが書かれています。

 

契約書って全部読んで把握しますか・・?

本質的に「は必ず目を通してください」というのが、良い人、良心的な人、信頼できる人
というのがセオリーです。

しかし、自分の場合は見るポイントさえ押さえてれば
他は見なくてもいいとはさすがに言いませんが、流す程度で見れば良いと思います。

携帯電はの契約、保険の契約、車のローンの契約・・・まともに読んだことはないのは自分だけかな?
もちろん、全部把握して納得して契約を結ぶのが普通ですので確認するのは

だまされないと言う意味では大切です。
自分みたいに、全て読んで把握するのは面倒だ!と思う人は

この記事で契約書の確認ポイントを参考にしていただければと思います。

 

それ以外の人はこの記事をみて、見落としが出てしまった!
と後悔してしまう!!と思う人は、見ない方が良いと思います逆に!
以下のポイントを確認して騙された場合は、そもそもだますつもりで契約をさせた!
と思っても良いと思われます。
そんな悪徳業者に引っかからないためにも、契約書は慎重にチェックしましょう。

それでは、契約書を見る時のポイントを見ていきましょう。

工事請負契約書の見るべき内容はここ

打合せ内容が違うぞ・・・と担当者に文句を言う前に
まずは、契約書の内容と照らし合わせ話を進める必要があります。
基本的にはそこに書いてあることが全てです。

契約書は文字的には膨大な量を読まなければならないです。

しかし、業者を目の前にしてると、気を使ってしまい
ゆっくり読んでいられないのが現状です。
※契約をする前に、写しを貰って確認することも出来ますので担当者に相談してみてください。

チェックする内容を知っておくこと、安心して契約をすることが出来るでしょう。

工期の確認

工期というのは、工事がいつから始まり、いつ終わるのかを予定したものです。
着工の日程・完成日、引き渡し予定日など確実に記載されているかを確認してください。

契約書には着工「○年○月○日」~引き渡し(完成)「○年○月○日」と記載されています。
書式によって違いがあったりします。

書式によって「建築工事請負契約から○日以内で完成する」「着工後○日以内で完成する」
というように、会社によって書式が違っています。

もっと詳細な日程を知りたい場合は、契約書とは別に工程表というものがありますので
工程表で確認すると良いでしょう。

大幅に工程が遅れ契約完成日を過ぎたりした場合の対処として
違約金についても契約書に記載しているか確認しましょう。

工事代金の支払い回数と次期・そして各支払いにいくら払うのかを確認

工事代金の支払い方をしっかり確認しましょう。
金額の支払い方法は、一般的には数回に分けて支払いをすることが多いです。

まずは、着手払い⇒中間払い⇒完成払い

この3つに分けて支払いをすることが一般的です。
会社によって割合には違いはあると思いますが

着工払いは工事金額の30%

中間払いは工事金額の30%

完成時に残りの40%を払うことになります。

もちろん、最後に一括でも良いのですが、その辺は契約時に話し合いをしましょう。

 

住宅ローンなどで融資を受けている場合は、つなぎ融資を利用することになるので
契約書に記載されている内容をチェックして、どのタイミングで支払いするのか確認しましょう。

契約の際には「ローン特約」を付ける

「ローン特約」とは住宅ローンの審査が通らなかった場合
この住宅に関する契約をなかったことに出来るというものです。
よって契約金などは返済されます。

※ただし、調査費用、申請費用になど、実際に費用がかかってしまったものについては別です。

ローンの特約は工事請負契約において業者と施主の合意によって定められた条項ですので
この条項が入っているかどうかを確認しましょう。
(ローン特約では、銀行名、借入額、金利、ローン特約期限など詳細に明記してもらいましょう)

キャンセルをした時の違約金

建築工事の請負契約では契約を締結後でもキャンセルはできます。
ただ、施主は業者に対して損害を賠償して初めて解除することが出来ます。

施主も法律で守られているように、業者も同じく守られています。
着手前の違約金は、請負代金の10%に相当する額を支払わなければなりません。

工事が始まってからもキャンセルは可能ですが、現時点で手のかかっている
工事代金の全てを施主が負担することになるでしょう。

保証・アフターサービス

工事をやっていると不具合や事故などが発生することがあります。
そんな事故や不具合が出た時の補償内容もしっかり確認しておきましょう。

工事を行ってから不具合又は欠陥があった場合の保証については
業者側で最低10年の瑕疵担保責任を付ける事が義務づけれられています。

そういったことから、保証内容・アフターサービスなのでについても確認しておきましょう。
又、工事中に台風や地震、事故などでやむを得ず工事を中断しなければならない事態が発生した際の対応や

第三者にケガをさせてしまった場合の対処の仕方も念のために確認しておけば良いと思われます。

見積もりと間取りプラン

見積りとプランについては契約する前に納得することが大切です。
軽微な変更は工事中でも変更できる場合がありますが

中間で変更をしたりすると、予算オーバーしたり
変更する内容によっては確認申請をもう一度提出しなければならないという事にもなったりします。

そうなった場合は、確認申請の変更内容の許可がおりるまで工事が出来なくなって
工程的に大幅に遅れが出る場合もあるので注意が必要です。

契約までには、間取りははもちろん、設備、窓の位置など決める必要があります。
又、見積もりについては図面と、見積もり書を照らし合わせて

内容が一致しているかも必ず確認しましょう。
プロでも見落としはあったりするものです。

 

■これだけは押さえたい!契約書類のチェックポイント

  • 工期(着工日、完成日、引渡し日)について明記されているか
  • 請負代金に相違がないか
  • 代金の支払時期と金額に間違いはないか
  • 建物の引き渡しが遅延した場合の遅延損害金の有無と金額を確認したか
  • 自然災害などの不可抗力によって発生した損害の補償方法について確認したか
  • 工事が変更、中止になった場合の対応内容について確認したか
  • 工事によって第三者を負傷させた場合の対応について確認したか
  • 建物の引き渡し後に不具合や欠陥が見つかった場合の契約不適合責任について明記されているか
  • 見積もりの総額は合っているか
  • 見積書の内容は全て反映されているか
  • 「○○一式」という一括りの記載になっている項目はないか
  • 間取りプランは決まった内容が全て反映されているか

 

契約書類は支払い方法や引き渡しの時期、保証内容など重要事項が記載されていることが多く
契約時にその内容を把握することはまず無理でしょう。

もし、契約内容を把握したいと思った場合は、事前に契約書の写しを貰い
内容を確認しておくと良いでしょう。

難しい言葉がたくさんあって、解らない部分が出てきた場合は
遠慮なく質問をして、理解することが重要です。

工事請負契約で後悔したという不満の話

工事請負契約の際にきちんと内容を決めていなかったり、把握していなかったりした場合
不具合などが発生した場合はトラブルになる事もあります。

いままで、世間話で聞いたトラブルを覚えている限りお話します。

 

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最終的に見積もりの内容と図面が一致しない

たまたま見積もり書を見ていたら、窓の数が当初の打合せと違い
何故か多くなっていました。

すでに発注されていて、変更は出来ないとのこと。
余計な所にお金をかけてしまった。

見積書に記載されている事が図面に反映されているか確認することが大切です。
又、見積もり書を見るのが面倒と思う方は
図面(平面図、立面図)を確認するっだけでも気づけるはず。
例えば、見積もり書で窓の数が多くなっていて
図面は当初の打合せ通りの数で図面に反映されていない場合は
業者側の責任も問える可能性もあります。
自分で考え迷っていないで、打合せした時の書類などを確認しましょう。

遅延損害金について

工事終了後に引っ越し、入居をするための段取りをしていました。
工期はギリギリとは業者に言われてましたが、「何とか間に合わせます」
と言われ安心していましたが、工期が遅れたために
引っ越しの日程の変更・現在住まいの賃貸の延長金を支払わなければなくなった。

工事をやっていると、やむを得ない理由で工期が伸びてしまう事があります。
しかし、工期の延滞によって延滞損害金を請求できます。
契約書の中で詳しい損害金の支払い条件が記載されているので確認することが大切です。
※どの工事もそうですが、工期は余裕をもって計画しましょう。
工事に着手してから3か月は見ておきましょう。

工事内容の追加・変更したとき

工事中に浴室の仕様が気になって、今から変更できますか?
と担当者に相談したところ「できる」といったので変更してもらいました。

費用については気にしていなかったのですが、最終的に支払いになった時に
想像していたよりも高額だったので、きちんと確認してから判断すべきだった。

工事中でも変更、追加工事をお願いしたときは、その都度金額を確認して納得してからお願いしましょう。

まとめ

打合せで内容が違った場合は、妥協しないで担当者にいう事が大事です。

しかし、むやみやたらと意見を言ってもどうしようもないことが多々あります。

そうならない為にも一つ一つの書類の確認が重要な作業となってきます。

 

工事現場でのリアルなつぶやき
>・・・建物を長持ちさせるために・・・

・・・建物を長持ちさせるために・・・

建物は月日の経過とともに、日々劣化していくものです、建物の状況を確認し、気になる点や破損個所があった場合、被害を広げない(修繕費用を抑える)ためにも早めに対処が必要とされます。

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