袖壁とカーポートへの外壁張の概要
元々作業部屋として使用されていた部屋を
来客用の部屋として使うために、棚と洋服掛けを設置したいと
依頼があり工事をさせていただきました。
各部屋とも梁を化粧としているため、木を感じられる住宅でした。
その梁を利用して袖壁を設置することにしました。
違和感を感じさせないように、梁の巾と仕上げの壁が合うように
壁を作りました。
仕上げに使用する羽目板は、杉材を使用しました。
松と杉と迷いましたが、杉材を使用して良かったです。
松とはちがい、いい感じの色合いと質感がたまりません(^-^)
着工前
元々作業部屋と使用していた部屋だと思われますが
多分、ちょっとした洗い場的な用途で使用していたミニキッチンが設置されていました。
既存ポリカ波板を張っています。
暗くなるのを嫌ってポリカを張ったと思われます。
これを撤去しサイディングを張ります。
依頼内容
キッチンを移設
袖壁を付けて、棚を設置してほしい。
棚上には服を掛けることが出来るパイプを設置してほしい。
写真には写っていませんが、木で作ってわりと大きめな作業台を撤去してほしい。
カーポートには目隠しとなるものを張ってほしい。
以上のような依頼でした。
完成
杉板張りの完了です。
棚には一枚ものの板をあえて使用せず、天端の板は同じ杉材で作りました。
こうすることによって、壁・棚といったような区別感が無くなり
自然な感じに仕上がったと思います。
元々ポリカを張っていた壁にサイディングを張りました。
やはり、屋根と壁があると車を守るためには絶対的に良いです。
ここはリゾート地で海から少し離れているのでそんなに気にすることは無いと思われますが
海が近い場合は最低でもこの仕様が最適です。
数日間でしたが、工事に対する、ご協力いただきありがとうございます。
カーポートへサイディング、他を貼る場合
今回は木造でしたが、何も木造に限ったことではありません。
既製品の金属製のカーポートでも貼ろうと思えば、全然貼ることが出来ます。
サイディングに限ったことではありませんが、下地さえ作ってあげれば
ポリカー(アクリル板)を貼ることだって可能です。
ただ、既製品カーポートの場合はメーカー保証がついている場合がほとんどです
保証期間内に、仕様以外の細工をしてしまうと
メーカー保証がされなくなるリスクもあるので十分注意しましょう。