外壁高圧洗浄作業前の「建物周囲の片付」「チェック項目」とは!?

外壁の塗装工事をお願いしようかな?

と思った時に業者がやるべき仕事しかないと思っている方が多いのではないでしょうか。

実は塗装工事の作業をする前に施主側がやらなければならない作業があったりします。

その作業とは、簡単なことですが建物周囲にあるものを片付ける事です。

何故かというと、外壁の塗装をするには仮設足場を組み立てなければなりません。

その際、建物周囲に置いてあるもので、外壁面から1.2m程度以内に物があった場合

足場を組立する作業の手を止める事になってしまうのです。

なるべくなら、流れ作業で素早く出来るように心がけてあげることも大切です。

あまり、建物周囲に物がたくさんあり過ぎると、その分経費を割り増しされてしまうので注意しましょう。

 

外壁高圧洗浄作業前に建物周囲の片付けはやるべき!?

外壁工事をしようとする場合、最初に足場を組み立てることから始まります。
足場自体は家の形状、立地条件、大きさによって変わってきますが1~2日程度の日程となります。

外壁の塗装工事は足場組立をはじめ、2週間程度期間がかかってきます。
場合によっては塗装工事以外の工事も追加になったりしてくることも・・・

近くで見たらコーキングが切れていたなど・・・そういう事があったりします。
まずは、塗装工事をするためにどんな事をしていかなければならないのか

出来る限りの範囲で、工事する側の立場になって理解してあげようとする気持ちが大切です。

業者が来る前に、何をしたらいいのか」
「聞いてたより、日数がかかかってる」
「調べた工程以外の事をやっている」など・・・

知らないだけに不安を感じてしまうかも知れません。

 

【知らないことを知る事ができれば・・・安心して施工を任せられます】

これから説明する基本的な流れを理解していると、外壁や屋根などの

塗装工事に関しての手順がある程度、知る事が出来るので
業者が今、何をやっているのか?

理解することが出来て不安も少しは軽減できるのではないかと思います。
今後、塗装などのリーフォームを考えてる人は是非

参考にしていただければと思います。

 

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外壁を塗装する場合の工程とチェック項目

施主が工程を知っておくことのメリット

外壁塗装を行う際に、施主は全てを専門業者に任せておけば良い
と思われるかもしれませんが、そのように考えてしまうと

思わぬ落とし穴にはまってしまう危険があります。
もし、外壁や屋根のリフォーム工事を専門業者に任せっきりにしてしまうと

施主の知識不足を見越され手抜き工事をされてしまうリスクがあります。
少し時間をさいて勉強することによって、メリットが生まれてくるでしょう。

例えば

➀仮設足場を設置しないと作業を行えない!
②屋根、外壁材の高圧洗浄は後は1日以上の乾燥期間が必要である!
③以下でお話しますが、塗装の工程を1工程抜かれるなど・・・

外壁塗装工事の各工程は目的に応じた順序や期間が定められています。

 

塗装工程

塗装の工程は使用する材料、外壁の状況(素地)などで変わってきます。
外壁が掛けている場合など塗装で処理しきれないときは

他の業種も手配しなければならないことも実際にあります。
ここでは一般的な工程で、下地(素地)の良い状態での工程を紹介します。

一般的に使用される塗装シリコン系の塗装なのでこの塗装の工程を紹介します。

紹介する材料はアレスアクアシリコンACⅡという材料です。

この材料の工程は下記の➀②③の順となります。

下塗りの工程の前の話ですが、素地の調整というものが有ります。
素地とは・・塗装をする部分の素材が露出している部分を素地といいます。

これに対し塗装の対象となる塗装面を下地といいます。
つまり、下塗りされた面は次の塗る上塗りの下地であるということになる。

状況により、③の工程の前に
次の処理をしなければならない場合があります。

・錆などがあった場合は、研磨紙で錆等を研磨していきます。
・凹凸などがあった場合、パテ処理をして表面を平らにします。
・錆の状況で錆止め塗料はタッチアップで良いです。
・錆があちこちにあった場合は全面的に錆止め塗料を塗るべきです。

 

➀下塗り
②上塗り(1回目)
③上塗り(2回目)

この工程はメーカー仕様ですので
この工程を省いていたら手抜き工事となる訳です。
チェックできるのであればチェックしましょう。

 

基本的な工事の流れと、注意すべきこと

➀仮設足場の工事

まず初めに仮設足場を設置しなければ、仕事が始まりません。
最終的には無くなるものですが、作業を進めるには重要な仕事です。

外壁塗装を行う場合は塗料の施工中の飛散防止のために「飛散防止ネット」を
設置するのが基本です。

足場を設置すると、開口部廻りでは作業員からの視線が気になったりします。
又、シートにより、テレビの映りが悪くなったり、日が入らなくなったりします。

当然ですが、作業中は掛け声や足場材(鉄)を叩く音もしてきます。
これは、作業場どうしようもないので我慢してあげましょうね(^-^;

足場の作業前にお客様がしなければならない事
建物周囲に足場を設置していくため
建物周囲にあるものは移動しててあげましょう。
通常、外壁から最低1100㎜程度の巾の範囲にあるものは移動しましょう。

※作業前には近隣に挨拶をしておくことをお勧めします。
例えば「〇〇から外壁工事をするため、足場などかけるので
当面、音、日差しなどで、ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願いします」

業者にもよりますが、業者側で挨拶をするところもあります。
双方で、挨拶をするのが一番いいと思いますので

業者が挨拶するなら、「自分はいかなくてもいいや」と思うかも知れませんが
トラブルのリスクを少なくするためには、是非ご挨拶をしましょう。

 

②高圧洗浄

足場の設置工事が終わると、状況にもよりますが、基本的に壁を洗浄します。
これは外壁への塗料の密着を阻害する表面の汚れを落とす意味で壁を洗浄します。

比較的キレイな場合は
刷毛、エアーなどでホコリを除去する程度でもいいと思います!

住宅程度の規模であれば一日で大概は終了するでしょう。

お客様が気を付けること!
水圧をかけた水で洗浄するため、建物の窓、やシャッターなど水が浸入すると
まずい所は全て閉めておきましょう。
又、外周部に濡れたら困るような物、植物などを置いている場合は
洗浄前に移動しましょう。

 

③塗装前の養生

養生(ようじょう)の工程では、塗装面以外の部分に塗装が着かないように保護するために行う作業です。
よって塗装前には開口部などは養生の対象となるため全て養生されることを頭に入れておきましょう。

養生は塗料がついてはいけない箇所を養生材(薄いビニールシート)などで覆って
ペンキが着かないように保護する
ことです。

本格的に塗装作業を開始する前に、窓や玄関ドア、換気フードなど
塗装をしない箇所を塗料が付かないように保護していきます。

養生するのは、窓などの外壁まわりだけではありません。
必要に応じてエアコンの室外機や、植栽、車やバイクなどにも塗料がつかないようにしっかり保護します。

養生をすると外壁塗装の期間は、窓が開けられなくなります
窓だけでなく雨戸も閉めきった状態にする必要があるため

外壁塗装の期間は「閉めきった状態になる」ことを覚えておきましょう。

※業者によっては、少しだけ窓や雨戸を開けた状態にできる技術を持っているところもあります。
塗装前に業者へ相談してみましょう。

お客様が気を付けること!
塗装業者は「ここはしなくてもいいかな」と思っている部分が
あなたにとっては「塗料がついたら困る」と言った認識違いが発生したりします。
塗料がついては困る部分の養生はどこか、きちんと塗装業者と認識を合わせておきましょう。

 

④下地処理

下地処理は塗装を塗る面の処理のことです。
この処理をちゃんとしないと、表面だけがキレイになって後から剥がれたり

塗装ムラが出てきたりと支障をきたします。
主な下地処理の内容は以下の通りです。

  • ひび割れ(クラック)
  • 塗膜の剥離(浮き)
  • コーキング(シーリング)の劣化
  • 金属部分のサビ

 

ひび割れ(クラック)

ひび割れ部分の補修で、とくに大きな問題がなければ作業はありませんが
ひび割れが数か所発見された程度であれば作業期間としてはは1日で終わりますが
ひび割れが大きい場合やひび割れの周囲のモルタルなどの劣化が進んでいる場合には数日かかることもあります。
外壁等にクラックがある場合、そのまま上から塗料を乗せてしまうと、またそこからひび割れを起こしてしまいます。
適正な処理をしたあとで、塗装の工程を行うようにしなければなりませんので頭の片隅に置いていきましょう。

塗膜の剥離(浮き)

塗料の剥がれや膨れの場合も同様で、傷んでいる箇所は塗膜を剥がし下地処理を行ってから塗装工程に入ります。
浮いている箇所を見逃してしまうと、せっかくキレイになった外壁の塗装が
また浮いてきたり、剥がれてしまう事になるのでチェックを怠らないことが重要です。

コーキングの劣化

外壁が傷んでいるから外壁だけを修繕すると良いと思いがちですが
実は外壁目地のコーキングも劣化して切れていることもあります。
小さい亀裂であれば知らずに塗装を塗ってしまうと塗膜で隠れてしまうので
数年もしないうちに亀裂が上面に出てくることになるのコーキングもチェックすることが大切です。

金属部分のサビ

屋根部分等の金属材のサビについては、研磨紙で錆をある程度取り除いてから塗装工程に入ります。
あまり錆がひどい時はヤスリやサンダー等で錆を確実に除去しなければなりません。

 

下地処理は、塗装に入る前の下準備として最も重要な項目

見積もりに「下地処理」や「ケレン」などの項目が含まれているかどうか
内容も含めてしっかり確認しておきましょう。

なお一般的には、雨戸やベランダの手すりなどの鉄部には
サビ止め塗料を塗ってから仕上げの工程を行うのが一般的です。

このサビ止め塗料を塗るか塗らないかで、家が長持ちするようになります。
見積もりのときに、業者さんに「鉄部にサビ止め塗料を塗りますか?」と尋ねてみるとよいでしょう。

お客様が気を付けること!
事前に自分自身もひび割れ・サビなどを確認しておくことが大切で
見積もり時にもらう「調査診断書」を元に
どんな下地処理をする必要があるのかを塗装業者にも確認をしておきましょう。

 

⑤外壁塗装

いよいよ、外壁塗装工事に入ります。
塗装の工程は3回塗りが基本です。
したがって最低でも3日の期間をみておかなければいけません。

第1の工程:下塗り(期間:1日間〜)
はじめに塗装の付着を増強させるための下塗りを行います。
次の工程での中塗りや上塗り塗料がしっかり壁に定着させるための大切な工程です。
下塗りに使う塗料の種類は、外壁の材質に合わせたものを使います。
見積もりにはシーラーやフィラー、プライマーなどと記載されていることが多いです。

第2の工程:中塗り(期間:1日間〜)
下塗りが完全に乾いたら、次は中塗りです。
中塗りはまだ仕上げの段階ではないのでムラがあったり、下地の色が多少見えていたりします。
仕上げをすることでキレイな壁になります。

第3の工程:上塗り(期間:1日間〜)
そして最後に上塗り(仕上げ)作業です。
中塗りと上塗りは同じ塗料を重ねて行います。
それぞれ、しっかり乾いてから重ね塗りする必要がありますので
通常の場合は工程を分けて乾燥させる期間を取る必要があります。

※下塗り・中塗り・上塗りの塗装期間は各1日ずつかかることを覚えておきましょう。

中には、1日のうちに中塗りと上塗りを行ってしまう業者があるようです。
時期的に暑い時期であれば、乾燥していることを確認したうえで仕上げ工程を行う事ができる場合があります。
ただ、完全に乾ききっていない塗料の上に重ね塗りをしても、塗料本来の性能が発揮されません。
中塗りと上塗りを同日に行うような日程が書かれている場合には要注意です。

塗装終了時の確認
築年数や建物の傷み具合によっては、通常より1.5〜2倍の手間がかかってきたりする場合があります。
素人目で「ひどいな」と思った場合、通常の日程より時間がかかると思っていた方が良いかもしれません。
工程や塗装の仕上げの善し悪しは、素人ではなかなか管理することは難しいので
見積の段階で「塗料は何を使っているか」「塗り回数は何回なのか」塗装業者に確認しましょう。
留守中に塗装がされている場合でも、優良業者の場合はその日に何の塗装をしたのか作業の報告をしてくれるはずです。

 

⑥点検と手直し

自主的に塗り残しや塗りムラを点検し必要に応じて手直しをします。
その作業が終ったところでお客様に完了したという報告してくるはずです。

その時に業者同伴で施工状況を確認するはずです。
どんなに信頼している業者だとしても、最終確認は必ずするようにしましょう。

プロであっても塗り忘れや余計なところへの塗装の付着などはあるものです。
一人より二人、二人より三人の目で確認することでそういった所を見落とすことは少なくなります。

確認が終了し指摘事項があった場合は必要に応じて業者が手直しを行います。

 

⑦片付け清掃、足場解体

足場や養生の解体・撤去、産業廃棄物の片づけ・清掃を行います。
前工程の点検後すぐに行える場合もありますが、念のため期間は1日みておくとよいでしょう。
お客様が最終確認を行い、すべての作業が完了です。

お客様が気を付けること!
片付けと足場の解体・撤去がされた際に、塗装剥がれが起きていないか確認してください。
よくあるのが足場の解体時に外壁をこすってしまって塗装が剥がれるというものです。
そのため、塗装が終わった時片付け後2回にわたり塗装のチェックをする必要性があります。

 

工事期間中、お客様がチェックすべき事

外壁塗装工事の期間中に注意したいチェックポイントは以下の3つです。

  • 作業をしているところを見に行く
  • 工程通りに進んでいるか塗装業者へ確認
  • 明るい昼間に塗装のチェック

この3つを抑えることで、失敗しない外壁塗装になります。
3つのチェックポイントを詳しく見ていきましょう。

 

ポイント1:作業をしているところを見に行こう!

あなたが「ちゃんと見ているぞ」という意思を伝えることで
塗装業者へ不正の抑止力となり、塗装の失敗を未然に防ぐことができます。

大切なあなたのお家のことです、納得の塗装をしてもらうためにチェックは必ず行いましょう。
毎日見に行かないとダメ?塗装業者に嫌な目で見られたくないから行きたくないと思われるかもしれません。

しかし、高い費用を払ったのに3年~5年で塗装が剥がれてきたということにはなりたくないはずです。
あなたの行動一つで防げることもあります。

忙しいかも知れませんが、工事期間中だけでも頑張ってみましょう。

 

ポイント2:工程通りに進んでいるか塗装業者へ確認しよう!

作業ミスの多くは、営業担当と話した内容がきちんと塗装職人に伝わっていなく
その結果塗装漏れが発生することでミスが起きます。

1日の作業終わり、または作業中でもいいので、何の作業をしているのか塗装職人に聞くようにすると
自分の確認ではありますが、塗装職人さんも再確認することが出来るのです。

実際に進んでいる工程と、工程表との作業にズレがあった場合はすぐに塗装業者に確認してください。
「予期せぬ事態で工程が狂った」「事情があって遅くなってしまった」

などの理由があるはずです。
その理由を把握することも大切な作業となります。

工程表は、お客様と塗装業者が話した内容の約束事です。
ちゃんとした理由がある場合は受け入れてあげてもいいです。
ただ、いい加減な塗装業者だと工程表を渡さないことも多いので
必ず優良店に塗装を依頼して、工程表をもらった上で塗装をしてもらいましょう。
(小規模であれば、業者が口答で「3日位でおわります」などの約束でも良いでしょう。)

 

ポイント3:明るい昼間に塗装のチェックをしよう

仕事などで日中家を空けていて難しいとは思いますが明るいうちにチェックすることをおススメします。
難しいのであれば、帰宅後の遅い時間ではなく、出勤前の明るく、外壁や屋根がよく観察できる時間帯に確認するとよいでしょう。

ご在宅の場合は、お昼ご飯で塗装業者がいなくなった時にでもじっくりとチェックをしましょう。
カメラで写真を撮っておくのも有効な手段です。

塗装業者に言い訳ができない証拠を撮っておくことで、万が一の時に備えておきましょう。

 

外壁塗装に不安を感じているあなたへ

ここまで読んでいただきありがとうございます。

何事に対しても基本が大事と言われますが、外壁塗装でも同じことが言えます。

ちゃんとした工程で進み、工程に対して必要な期間を使う。

この外壁塗装の基本が行われなければ、いくら技術があっても、塗料の性能が良くても、悪い外壁塗装になります。

工程と期間のルールを守ってこそ

最良の外壁塗装の施工ができるのですが、優良業者ではなく悪質業者だと

すぐにこのルールが破られてしまいます。

業者選びには慎重になりましょう。

塗装の工程と期間についてまとめて書いてきましたが、分かりづらいところはありましたでしょうか?

不明点等あれば気軽にご相談ください。

あなたにとって安心・納得の情報になれれば嬉しいです。

外壁の種類や特徴、チェック項目を知って、初めて施工会社にお願いしてみようかな?

やはり、順序を踏まえ知識を持って施工業差にお願いするのと

何も知識のない状況で施工業者にお願いするとではまるで違ってきます。

施工業者も、この人ちゃんと調べてるな!

ということが解ると、仕様(メーカー推奨工程)通り施工しなければとか

手を抜いたり出来ないな!と思うものです。

 

施工会社だから言える、工事をお願いする時のポイントを原則を解説!

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工事現場でのリアルなつぶやき
>・・・建物を長持ちさせるために・・・

・・・建物を長持ちさせるために・・・

建物は月日の経過とともに、日々劣化していくものです、建物の状況を確認し、気になる点や破損個所があった場合、被害を広げない(修繕費用を抑える)ためにも早めに対処が必要とされます。

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