大工さんが休憩時に欲しい差し入れとは?

基本的に現場への差し入れはしなければならない!
ということはありません。

しかし、現場で働く職人目線で言えば、差し入れはありがたいものです。

現場を気分よく工事をしてもらうには、差し入れはあった方がいいでしょう。

ようは気持ちの問題です。

毎日はきついので、現場を見に行くときにでも飲み物とお菓子2種類くらい

手土産として持っていく程度で考えれば良いと思います。

大工さんが差し入れされて喜びそうなものとは?

いざ、差し入れをもって行こうとした時に気になるのはそこです。

以下で紹介するお菓子はともかく

問題なのは【ご苦労さまの気持ち】と【差し入れをするタイミング】です。

差し入れのタイミングについては、以下の記事を参考にしてみてください。

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大工さんが休憩時に欲しい差し入れとは?

自分も職人さんと一緒に作業しているときに、たまたま施主さんから差し入れを貰って
テンションが上がった系統のお菓子を以下では参考までに紹介しています。

皆さんは、最寄りの店で似たような差し入れを選ぶと良いと思います。

 

下記写真のように1つ1つが袋に入っていれば、休憩時間に食べきれなくて
現場内に置いていても直接、お菓子にホコリがつくことはありません。
現場内に置いておき、食べたい時に食べれるメリットがあったりします。


 

 

現場で働く職人さんたちは、体力を使うので甘いものを好む傾向があります。
若い方はスイーツも好んで食べたりしてます。



 

差し入れを選ぶときのポイント

大工さんは、基本的に冷暖房のない環境で連日作業をしているので
夏には冷たい飲み物、冬には温かい飲み物と季節に合った飲み物を

選んで差し入れすると良いでしょう。
差し入れをするときは、定番は缶コーヒーと思われる方も多いでしょうが

最近はスポーツドリンクや炭酸系などを好んで飲む大工さんもいます。
なので、数種類用意して選べるように差し入れすることがポイントです。

また、簡単に食べることのできるお菓子も喜ばれます。
高価なものは大工さんたちが気を使ってしまうので

コンビニやスーパーなどで売られている一般的なお菓子を数種類選びましょう。
お菓子にもポイントがあるのですが、一個一個袋とじになったものがよいです。

現場は木を切断したりするので、常にホコリが宙をまっています。
ポテトチップス等のお菓子だと、袋を密閉出来ないので不衛生となるからです。

また、意外と喜ばれるのがおしぼり。
基本的に軍手をはいて作業していますが、手は汚い状態です。

なので、食べる時に手をふけると清潔に食べることが出来ます。

 

暑い季節の場合

暑い夏は半凍りの飲み物や、クーラーボックス、氷があるとすぐにぬるくならず
飲み物の冷たさを保つことができます。

購入先から現場まで行くのにある程度の時間がかかってしまう場合は
現場についた時点でクラーボックスから飲み物を出して渡してあげましょう。

若い方だと、爽快感のある炭酸飲料も人気です。
また、夏場はとても汗をかいてしまうので、熱中症にならないように

水分と一緒に塩分もとりたいものです。
塩飴や、簡単に食べられる塩気のある食べ物を差し入れするのも良いです!

近隣に住んでいて、休憩のタイミングにばっちりと合わせられるのであれば
冷た〜いアイス+ドリンクも喜ばれます!

飲み物について

基本的に500mlペットボトルが良いと思われます。

当然、暑いので飲み物は冷たいものが良いでしょう。

アクエリアス

お茶

ジュース(若い職人さんは炭酸系を好む傾向があります)

 

お菓子について

上記でも言いましたが、基本的に小分けに袋に入ったお菓子が良いと思います。

挙げ菓子

和菓子

スイーツ系菓子(若い職人さんはスイーツに目がありません)

アイスクリーム(作業を中断して食べることはないのでタイミングが重要となります)

 

寒い季節の場合

逆に寒い冬は、温かい缶コーヒーやペットボトルのお茶など
体を温めながらほっと一息つけるものが喜ばれます。

お湯の入ったポットと紙コップ、インスタントの粉末などを用意し
コーヒーやコーンスープ、お味噌汁などを差し入れするのも一つの方法です。

小腹が空いてくる15時の休憩のタイミングでは、肉まんなどの軽食も喜ばれます。

飲み物について

寒い日の飲み物は温かいものに限ります。

お茶

缶コーヒー

コーンポタージュ

※温かいものを差し入れする時は、その日に買ったものを持ち込んだ方がいいでしょう。

お菓子について

基本的にお菓子類は夏も冬も違いがありませんが、季節の食べ物なんかも喜ばれます。

焼き芋

肉まん

鯛焼き

※作りたてほやほやの温かいものが良いので、直前に買ったものを持ち込んだ方がいいでしょう。

 

差し入れするときの注意点

当たり前ですが、一番大切なことは、作業の邪魔にならないこと
時間をきちんと選び、長居をしすぎないようにすることも考えましょう。

また、差し入れをする際は、一人一人に渡す必要はありません。
棟梁に渡すのが一番ですが、近くにいた人に一服です!
と・・・代表一人に渡せるようにまとめて持っていきましょう。

ケーキなど、タイミングを逃すと傷んでしまうような
ナマモノのやすぐ食べないと美味しくないものなどの差し入れは避けましょう。

100円均一などで売っているビニール袋を一緒に入れておくと
持ち帰りやゴミ袋として使えて便利です。

お弁当などの量が多いものや、果物など小分けになっていないものは
手軽に食べづらく、喜ばれない場合がありますので注意しましょう。

とにかく現場への差し入れは、「すぐ食べれる」
「残しても後で清潔に食べられる」「年齢差があっても誰でも食べられるもの」

そんな事を意識して購入されれと良いと思います。

 

まとめ

無理をして差し入れをする必要はないですが、もし可能なのであれば
差し入れを持っていくことをおすすめします。

大工さんとの信頼関係を築いたり、マイホームができていく様子を見たり
というのは一生の間に何度もあるわけではないので、貴重な経験ですよね。

1日工事のスケジュールの中で、現場では1日に3回程度の休憩を挟むため、その直前に差し入れをするのがベストです。

  • 10:00〜10:30(30分)
  • 12:00〜13:00(1時間 お昼休憩)※昼食時間は出来るだけ避けましょう。
  • 15:00〜15:30(30分)

休憩時間は、上記のタイミングが一般的です。

季節によって食べたいもの・飲み物は違いますし、相手の年齢や
工事の状況を考えて、思いやりを持って準備することが大切です。

欲しいものは人それぞれ。
事前に、時間や差し入れすると嬉しいものを聞いておくのが

一番良いかもしれませんね。
この記事を参考に行動をすれば大工さんに良い印象を与え

普段やらない気づかいまでしてくれる場合があります。
結果、良いマイホームが建つことにつながります。

工事現場でのリアルなつぶやき
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