2面以上貼る場合は入れ隅部分の貼り方を是非覚えておきましょう!
お部屋全体の壁紙を貼る時に、部屋の入れ隅部分はどうやって貼ったらいいの?
入れ隅に来たらカットするのか?そのまま巻き込んで貼っていくのか?
その続きはどうやって貼り進めていくのか気になるところですよね!
角を巻き込んで貼れば、施工後の見た目もきれいで材料のロスも少ないので
角は巻き込み施工がお勧めです!
場合によっては巻き込まない方が、やり易い場合は
あえて巻き込まなくても大丈夫です。
今回はこの入れ隅部分に壁紙の巻き込みんで貼っていくやり方を説明します。
あらかじめ必要な長さで壁紙をカットし、折りたたんでおきます。
スリット壁紙の場合は右側のテープも引き抜いておきましょう。
壁紙の左端を左の壁にかぶせるように、壁紙にたるみを持たせながら
仮貼りし、壁紙の右端の位置を合わせます。
壁紙の右端の位置の合わせ方 スリット壁紙の場合は壁紙の左端を右の壁紙の端に突き付けて貼ります。 柄物壁紙やミミ付き壁紙は、右の壁紙の上に3cmほど重ねます。 柄の合わせ方右側の壁紙の端に、左側の壁紙の端を3cmほど重ねます。
上下の壁紙の柄が重なるように位置を調整します。
上に重なった壁紙のミミから3cm以内の場所の柄がよくわかる1点を決めます。
決めた1点の真正面の位置に目線を合わせます。
上にかぶさった壁紙の端をめくる、戻すを素早く連続で行います。柄が合っていない場合は柄が動いて見えます。
柄が動いて見える場合は壁紙を手で押しながら位置を微調整し、同じように柄が合っているか確認します。
1点の柄が合っていることを確認できたら、20cmほど下のジョイント部分でも同様に柄を合わせ、柄が合っている場所を撫でバケでなでつけて押さえます。これを繰り返して柄合わせを進めましょう。 |
壁紙の右端の位置が決まったら、動かないように撫でバケで
縦に押さえておきましょう。
仮貼りした壁紙の左端をゆっくりと剥がし、壁紙の中央を撫でバケで押さえます。右側から角の方に向かって撫でつけましょう。
次に壁紙の中央から天井に向かって縦に撫でつけて空気を抜きます。
右端から左に移動するように撫でつけていきましょう。
同様に、中央から床側も撫でつけていきます。
左壁に仮貼りした壁紙を手の平で角の方に少し手押しながら
壁紙が角にぴったりと沿うように撫でバケを縦に入れ込みます。
同じように、左手でしっかりと壁紙を角に送り込みながら
ヘラで筋目を付けていきます。
左側の壁の方を向き、壁際に撫でバケを縦に入れたら、
壁紙の左端をそっとめくり、上半分を
撫でバケで空気を抜きながら貼っていきます。
柄物壁紙の場合、壁2面の柄の高さが合っているか確認しながら |
上半分が貼れたら、下半分は床側に向けて空気を抜いていきます。
床のあたりまで壁紙が貼れたら、壁紙の折り目を広げ
床側に向かって撫でバケで空気を抜きます。
地ベラとヘラを使って天井側と床側に筋目を入れます。
角の部分は壁紙をつまむように立ち上げながら筋目を付けましょう。
しっかりと筋目を付けたら、筋目に沿って地ベラを当て
切りしろをカットします。
柄物壁紙やミミ付き壁紙は上下の切りしろのカットが終わったら ジョイントのカット上に重なった壁紙のミミから5mmほど内側に地ベラを当てます。
刃が壁に垂直に当たるようにカッターを当て、カッターの角度を
カッターの刃は壁から離さず、地ベラを滑らせ、床まで切り進めます。
上に重なった壁紙のミミをゆっくり取り除きます。
上に重なった壁紙の天井側をめくり、裏に残ったテープと
余分な所が取り除けたら継ぎ目を撫でバケで撫でつけ |
壁紙の継ぎ目や上下の壁紙の端をローラーでしっかりと押さえます。
はみ出したのりをしっかり拭き取りましょう。
角の部分の壁紙の巻き込み施工ができました!
まとめ
クロスの貼り方についていろいろお話ししてきましたが
実際に自分でやってみると、なかなかうまくいかないものです。
自分で挑戦してみたけど、やはりうまく出来ないという場合は
その作業を中断し、下地などを修繕不能にする前に
専門業者に相談することをお勧めします。
もし、業者探しが困難な場合は、見積もり比較サイトを通して
まずは、これを直すのにどれくらいかかるのか?
実際に聞いたうえで、お願いすると修繕費用などを確認したうえで
工事にとりかかってもらえるので、安心できる部分もあるでしょう。