住宅のメンテナンスをする目安と予備知識

リフォーム

住宅のメンテナンスをする目安と予備知識

新築住宅、中古住宅を購入した場合、買ってしまって終わりだ!
なんて思う人がたくさんいるのではないでしょうか?

でも、それは最初のうちで後にいろいろと手がかかってくるものです。
そもそも、住宅にはメンテナンスが必要不可欠です。

住宅の寿命は、日々の点検や清掃によって大きく変わってきます。
こまめなメンテナンスで長寿命化を図ることも可能です。

しっかりメンテナンスが行われている住宅は、売却時の金額も高めに出る傾向があります。
将来的に売却を考えている方は、より点検や清掃をしっかり行うようにしましょう。

戸建のメンテナンスが必要な主な部分

まず一戸建てのメンテナンスにはどのような種類があるのか押さえておきましょう。建物の外部と内部に分けてご紹介します。

外部

外壁

サイディング張り

【特徴】
セメント系や金属系の素材を板状に成形した外壁で
タイル調やスタッコ調などの模様が施されています。

軽量で耐火性や耐水性に優れたよく使われる外壁のひとつです。
15年~20年で全面補修を検討

塗り替えコーキング補修
(外壁とコーキングの境目が切れている、サッシとコーキングの境目が切れて居いるなど)

(サイディングの場合色が浮いてくるなどといったことはあまり無いと思いますが
色あせや凍害などで傷んでくることが多いいです)

モルタル塗り

【特徴】
モルタルとはセメントと砂を水で練り混ぜたもので、これを塗装した外壁です。
耐火性に富み、入り組んだ仕上げも可能で安価ですが

丁寧な施工が求められ、ひび割れと汚れの畏れがあります。
10年~20年で全面補修を検討

コーキング補修
(サッシ廻りとコーキングの境目が切れているなど)

亀裂やひび割れの補修
(特に開口部の四隅などに発生しやすいです)

塗り替え
(塗装の剥がれたり、浮いてきたりします
色褪せてきた場合はメンテナンスを意識しておきましょう)

タイル張り

【特徴】
耐火性、耐候性、耐水性に優れ、豊富な色彩やテクスチャーを持つ
外壁の仕上げ材です。

専用の下地に引っかけたり、接着剤で貼り付けたりしますが
サイディング同様に板状に成形されたモノもあります。
基本的に補修はしなくて良い

コーキング補修
(これに関して上記と同じような事がいえます)

タイル剥離の補修・タイル自体の割れ
(タイルが劣化により、下地の接着剤から剥がれおちてくることがあります。
建物が風、地震などで動くことによりタイル自体に負荷がかかり
割れる場合もあります)

屋根

ガルバリウム鋼板

【特徴】
アルミニウム・亜鉛・シリコンで形成されるアルミ亜鉛合金めっき鋼板です。
耐食性・耐熱性・熱反射性・加工性といったアルミの特徴と

犠牲防食機能という亜鉛の特徴をあわせもった屋根材で、外壁にも使われます。
10~20年でメンテナンスを検討

屋根の塗装塗り替え
屋根表面に錆なんどがあがってきた場合、早めの対処が必要です。

トタンの破損
積雪地域では外壁もそうですが、屋根も凍害を受けることがあります。
屋根材のジョイント部分に水が回り込み、その水が凍結することによって膨張し
屋根のジョイントが日数をかけて少しづ隙間が出来てきてそこから水が浸入し
突然雨漏りを起こすような現象です。
以下のスレート瓦にも当てはまります。

スレート瓦

【特徴】
化粧スレートと呼ばれるセメントスレートの防火性・防湿性に優れた屋根材。
瓦と呼ばれますが、実際には平板状になっています。

10~20年でメンテナンスを検討

屋根の塗装塗り替え
主成分がセメントであることからスレート屋根自体に防水性はなく
塗装で守ってあげることが必要な屋根材です。
ひび割れを発見、また色褪せが目立ってきた時点で一度相談することを進めます。

【特徴】
一般的に瓦と呼ばれるモノは粘土瓦で、日本古来よりある伝統的な屋根材。
耐火性・耐水性・断熱性・耐久性に優れていることが特徴です。

基本取り換え補修不要

以上のようなメンテナンスが必要になってくると思われます。
目に見えてわかるような亀裂があれば、雨水の染み込みが
既に起こっているはずです。
その雨水が構造体(柱や梁)に影響を及ぼしているかもしれません。
基本的に住んでいる者がひび割れなどに気づき、外壁の目地や防水
塗装などのメンテナンスを施すのが住宅にとって長持ちさせられる
重要なポイントとなってきます。

 

床下

住宅のメンテナンスの中でも、比較的認知されているのが床下ではないでしょうか。
理由としては皆さんもよく聞かれると思いますが「シロアリ」の問題です。

木材を食い荒らし、住宅の安全性を脅かす敵として知られているからです。
シロアリ防除の薬剤の効果は、5年とされています。

見えない場所だけについチェックのタイミングを見失いがちですが
決して忘れてはならない重要なところと言ってもいいでしょう。

床下換気装置を設置していても、地面に近い場所で動く機械にとって
ホコリや湿気は大敵。

知らず知らずのうちに故障しているケースも散見されるようです。
せっかく設置しても動いていなければ意味をなしません。

換気装置のチェックも必要です。
このような事柄を総合的に考えて、住宅の床下のメンテナンスも

5年ごとがベストです。
床下点検口がある場合はたまに頭を突っ込んでみて確認することをお勧めします。

心配であれば業者に床下に入ってもらい点検してもらうことも大切です。

自分で床下の点検をする場合

通常、住宅には床下点検口がついています。
そこから入って状況確認についての点検程度なら自分でもできます。

しかし、潜ったことのある人でなければ思いつかないことなどあるので
ここで少し紹介します。

  • 床下にはいる時期
    通常いつでもいいのですが、秋がおすすめです。
    理由は自分もそうなんですが、虫が嫌いだからです。
    寒くなってくると比較的虫も少ないので潜り時です
  • 床下に入ってはいけない人
    時期が良くても無視はすくなくともいます。
    虫を見るだけでパニックになりがちな人は入らない方がいいです。
    あとは、閉所恐怖症の方!そもそも入らないとは思いますが!
  • 床下に入るときの必需品
    懐中電灯
    作業着に着替える(できればつなぎ)
    マスク
    軍手
    帽子(直接、蜘蛛の巣や砂などが頭につけないため)

点検する項目

床下の湿度

床下の湿度が高くないか確認します。
湿度が高いと、床下からカビの臭いがしたりします。
又、土台などの腐食を早めることにもつながってきます。
さらに、シロアリは湿気を好むので、湿度が高いのは危険です。
湿気が高い場合は床下換気口などを開けて換気をしましょう。

配管の状態

配管から水漏れがないか、配管が錆びていないかなど確認しましょう。
水漏れが発生していると、湿気が高くなったり、木部が腐ってしまいます。
また、湿った木はシロアリの大好物です。
シロアリが来る前に発見して対処することが大切です。
万が一配管から水が漏れていたり配管が錆びていた場合は
配管交換工事を行ないましょ

シロアリの有無

シロアリがいないか確認しましょう。
ただ、シロアリは滅多に姿を現しません。
そのためシロアリがいた形跡を見つけることがポイントです。
以下の形跡が見つかった場合は、シロアリが生息している可能性が高いので
シロアリ駆除工事が必要になります。

下記写真のようにシロアリがいる!そんな証拠となるのが蟻道です。

  • 蟻道(ぎどう)

蟻道

蟻道

シロアリは砂や土で道をつくって移動します。
こういった蟻の道=蟻道があったらシロアリがいた形跡になります。

お金がかかったとしてもメンテナンスを行うメリット

メンテナンスをするにはやはり、お金がかかったりするものです。
一般的に日本の住宅の寿命は40年程度といわれますが

この間にメンテナンスを行った家と、そうでない家との差は
歴然とした差が出てきます。

こまめに手入れをした家は、築30年頃に訪れる“転機”に
軽微なリフォームで済むことも多くあります。

一方、メンテナンスを怠った住宅は、建て替えを迫られることも少なくありません。トータルで出てゆくお金はさほど変わらないにせよ

建て替えともなると仮住まいの準備や引っ越しなど
家族ぐるみで大掛かりな作業を求められます。

新築の住宅には、施工業者が自主的に行ってくれる定期的なチェックがあります。
このような仕組みを上手に利用しながら、まずはチェックを。

そして、必要とあらばきちんとメンテナンスを行うようにしましょう。

まとめ

住宅を購入した方は、大半が数十年のローンを支払いながら
手に入れられた方がほとんどだと思います。

生活を共にしていく住宅は自身にとってとても大事な住宅です。
メンテナンス抜きに価値を保つことはできません。

ローンを支払い、なおかつメンテナンス用の積み立てが必要なのは
皆さんも承知している事と思います。

費用面で重く感じるからとケアを怠ると、後に大きな“しっぺ返し”
が来ることになります。

そのような悲しい状態に陥らないためにも
住宅のメンテナンスは非常に大切なことなのです。

日本の住宅の寿命は30年―そんな定説を覆し
ご家族がいつも安心して身を寄せることのできる我が家でいつづけてもらうために

チェックやメンテナンスを行う。
これは住宅の持ち主に課せられた【使命】とも言えるでしょう。

 

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