寒冷地在中プロが勧める【樹脂サッシ】メーカー2社とは・・・

最近では関東地方でも人気が高い樹脂サッシ!

その魅力はやはり断熱性能でしょう。

北海道他、積雪地方では樹脂サッシ以外の選択肢が無いといっても良いでしょう。

数十年以上も前から樹脂サッシが当たり前といった感覚です。

当たり前すぎて今さら説明するのもなんですが・・・

少し樹脂サッシについて触れたいと思います。

国内最高メーカーであるサイト(商品)をじっくり見ていただくことが出来ます。

樹脂サッシって?

樹脂サッシとは・・・名前の通り樹脂をフレームとして利用して製造しているサッシの事です。
日本ではトステム・・現在はリクシル!

そのトステムが樹脂サッシを広めるきっかけとなって現在に至ります。
やはり出初めはいろいろと問題が多く。

お客様からのクレームが多かったです。
しかし今はクレームもだいぶなくなり、お客様に好んで選ばられるサッシとなっています。

皆さんはプロより勉強熱心で、もう解っていると思いますが
樹脂サッシは断熱・気密性が高いため、北欧や北米などの寒冷地を中心に普及しています。

現在、国内の新築戸建て住宅でも、北海道で95%
北東北3県で約60%が、樹脂サッシを採用しているほどです。

しかし、本州にはあまり行き渡っていないのが現状で
日本全体の樹脂サッシ普及率を見てみると7%程度です。

他国を例にすると、韓国の樹脂サッシ普及率は80%
アメリカやイギリス、フランス、ドイツでは60~70%と半分以上の世帯に広まっています。

数値だけを見ると日本はまだ樹脂サッシについては他国からは遅れをとっています。

樹脂サッシのメリット

断熱性能が高い

なんと言っても一番のメリットは断熱性が高いということです。
アルミサッシに比べ熱が伝わりにくい材質です。

樹脂サッシはアルミサッシと比べると熱伝導率が約1000分の1と非常に低く
この点では樹脂サッシの方が遥かに優れていると言えます。

通常、ペアガラス(複層ガラス)が良く使われていますが
最近ではトリプルガラス(三層複層)のサッシも多く、ガラスとガラスの間に生まれる中空層が

さらに熱の出入りを防ぐ構造となっています。

結露が生じにくい

断熱性が高いということは、冬場の冷気が室内に伝わりにくい!
逆をいうと暑い日は熱も室内に伝わりにくいということになります。

そのため樹脂サッシは、外気との温度差によって生じる結露にもあまり悩まされずに済みます。
なお結露を防止することは、開口部廻りの損傷も少なくなるでしょう。

デザインが豊富

樹脂は加工や着色がしやすいため、幅広いデザインに柔軟に対応できる良さを持っています。
引き違い窓のような一般的な窓はもちろん、すべり出し窓、上げ下げ窓、外開き窓など

和洋どちらの住宅にも合うデザインが可能です。

 

樹脂サッシのデメリット

アルミサッシに比べ重量が重い

樹脂サッシは名前の通り樹脂で作られているサッシです。
やはり、鉄と比べると強度が弱いためその分厚みを持たせて強度を得ています。

単純にその分だけ重くなると言う訳です。
最近は研究も進んでいるようで、従来より薄くなっています。

薄くしても従来と変わらない強度を保っているようです。

アルミサッシに比べて紫外線に弱い?

また、樹脂サッシは紫外線に弱いという話を聞いたことがある方は多いと思います。
正確に言うと、これは非常に頑丈なアルミサッシに比べると、紫外線に弱いという意味です。

環境やメンテナンスの状態によっては30年位は品質を維持できますので
そこまで重要なデメリットと考えなくても良いでしょう。

ただし、日の光が強い場所にはあまり向きませんので、設置場所は一応考慮しておくと安心です。
紫外線による劣化は、外壁塗装の際に専用の塗料で上塗りしてもらうことで対処できます。

価格が高い

樹脂サッシの本体価格は「オール樹脂サッシ」ならアルミサッシの2倍
樹脂とアルミの「複合サッシ」でも、通常のアルミサッシの1.5倍程度と高額になる傾向があります。

これは、樹脂サッシの取り扱いに慣れていないリフォーム会社では
仕入れ作業自体に負担がかかってしまうことが多いためです。

樹脂サッシの本体価格は、窓ガラスとの組み合わせ方やサイズによっても
金額が変動するため一概には言えませんが、数万~15万円程度と考えておくと良いでしょう。

なお、樹脂サッシを多く扱っている業者なら安く購入できる場合もあります。
言い換えると、樹脂サッシの施工経験が少ない会社もありますから

まずはリフォームしたい内容や予算に合わせて複数社に見積もりを依頼し
比較してみることをおすすめします。

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更に断熱効果を引き出すために

新築の場合は断熱性を考えて作られているので、さほど気にすることは無いと思いますが
リフォームを考えなければならないくらい、年数が経過している住宅の場合は

当然、現在よりも断熱性能が劣っています。
それを補おうとした場合に考えられる一つの手段として

樹脂サッシを内窓(二重窓)として設置する方法が最も効果を発揮すると思います。
これは、窓を二重にすることで空気層ができ、熱の出入りを防ぐ働きをするからです。

また、この方法を採用した場合、防音対策にも役立ちます。
周囲の騒音が気になるという場合も、樹脂サッシの内窓を設置することでかなり改善できるでしょう。

 

樹脂サッシ設置、交換費用の相場

樹脂サッシのリフォームをしようとしたときに、いったいどれくらいのお金がかかるのか
気になるところではないでしょうか。

元々付いているサッシの内側に内窓を付ける場合は大きさによって変わってきますが
8~10万程度かかると思います。

現在付いているアルミサッシ等を取り替える場合は、20~50万程度かかってきます。
この場合は外壁材、内部に関してはボード(クロス仕上げ)等が絡んでくるため

一概にいくら工事金額がかかりますとは言い切れない部分があります。

なお予算は30万円以上と考えておきましょう。

 

プロがおススメ樹脂サッシメーカー

おススメというより、自分が二社しか信用していないという部分もあります。
ここで紹介するメーカーは皆さんご存知かと思いますが、紹介していきたいと思います。

通常、我々もそうですが、皆さんもYKK AP・LIXIL(リクシル)は外せないのではないでしょうか。
どのメーカーも性能的には大差がある訳ではありません。

おススメメーカーとは言ってますが、正直なところ長年にわたって実績をつんできた
リクシル、YKKが良いと思っています。

他に、三協・エクセルシャノンとありますが、ここでは紹介いたしません。

 

おススメ2社 リクシル・YKKのどちらかで決まり

住宅相談でサッシの事はもちろん、どんな相談にも乗ってくれる相談サイトを参考にしてください。

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LIXIL(リクシル)「エルスターX」


画像引用:LIXILホームページより
URL : http://www.lixil.co.jp/lineup/window/erster_x/case/kitchen/

キッチンやユニットバスのメーカーとしても知られ、女性からの支持率が高いLIXIL(リクシル)社。
同社の樹脂窓も、デザイン・機能が充実しています。

「エルスターX」は、特殊薄板ガラスを採用し、開閉時に重いとされてきたトリプルガラスを軽量化。
3層の窓ガラスによる断熱と、スムーズな動きを実現しました。

LIXIL(リクシル)「サーモスX」


画像引用:LIXILホームページより
URL : http://www.lixil.co.jp/lineup/window/samos_x/case/living/

同じくLIXIL(リクシル)社の「サーモスX」も、樹脂窓の話をする上では欠かせない商品です。

「サーモスX」は、樹脂窓同等の断熱性能を発揮するハイブリッド窓。
アルミの耐久性・採光性と、樹脂の断熱性・防露性を取り入れた構造をベースに、最先端の高断熱技術を結集。
アルミサッシと樹脂サッシ、それぞれのデメリットを解決した、先駆的な製品として注目を集めています。

 

YKKap APW330

YKKもリクシルに引けを取らないくらいの性能を発揮しています。
樹脂と複層ガラスによってハイレベルな断熱性能を実現した窓です。
また、新技術によってフレーム強度を向上させスリム化にも成功しています。
省エネ住宅には欠かせないサッシと言えるでしょう。

 

YKKap APW430

サッシフレーム自体はほぼ同じ仕様ですが、APW430が違うところはガラスです。
通常は2枚複層ガラスですがこの仕様では3枚複層ガラスとなっているため
高断熱住宅には欠かせない仕様となっています。
どのサッシメーカーでもトリプルガラスの選択肢はあるので断熱に拘りたい方はおススメ商品となっています。

 

まとめ

樹脂サッシについていろいろお話してきましたが、少しでも参考になりましたか?

サッシの内側に内窓を付ける場合は大きさによって変わってきますが
8~10万程度かかる。

現在付いているアルミサッシ等を取り替える場合は、20~50万程度かかってきます。
(この場合は外壁材、内部に関してはボード(クロス仕上げ)等が絡んでくるため

一概にいくら工事金額がかかりますとは言い切れない部分があります)

工事金額を正確に知ることができ

業者を比較し仕様も同等で安い業者探すことが出来る。

こちらもおススメ2社を紹介します。

 

新築で樹脂サッシについて相談したい方

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