大工さんが木材をキレイに切るために使う道具とアイテム

大工さんが木材をキレイに切るために使っている道具を紹介

木材の切断は木工作業の基本中の基本です。
通常思い浮かべる木材を切断する道具と言えばノコギリではないでしょうか。

しかし

大工さんが使っている「木を切断する」道具にはいろいろなものがあります。
ただ、木材を切ると言っても、どう切るかによって、使う道具も変わってくるものです。

その道具をここで紹介していきたいと思います。

木材を切断するための道具

ノコギリで切断

 

ノコギリは手動で木材をカットする道具です。
角材、板材など幅広い木材を切断することができます。

電気を使用しない為、場所を選ばず木材をカットすることが出来ますが
真っすぐ切断したりするには、ある程度の経験や技術を身に着けていなければ難しいでしょう。

又、室内で切断したとしても、音も静かですし、電動丸ノコと違いホコリが舞い散らないところもメリットですが
切断する材料の量が多かったり、厚さのある材料を切るときは大変な思いをしたりします。

 

大ざっぱに切断する場合


 

正確に切断する場合 


 

 

丸ノコで切断

 

電動丸ノコはチップソーを回転させて木材をきる電動工具です。
やはり、手動で切断するよりはるかに作業性がよく、キレイに切断することが出来ます。

定規を当てて切断すると真っすぐに切る事が出来ます。
又、角度調整が出来るため、切り口を好きな角度で切断することも出来ます。

ただ、手動で切るのとは違い木くずが飛び散ることと
チップソウ(刃)が高速回転するので、使い方を誤ると大けがをする可能性があるので注意が必要です。

 


 

 

真っすぐ切るための丸ノコガイド(定規)

 


 

 

スライド丸ノコで切断

この丸ノコは据え置き型の丸ノコです。
通常の丸ノコより正確性を重視するのであれば、このスライド丸ノコは最適な丸ノコです。

スライド丸ノコに材料をセットして、切断するだけで90度を正確に切ることが出来ます。
その他、角度を調整することによって、いろいろな角度で木材を切断することが出来ます。

ただ、スライドできる長さ(30㎝程度)が決まっているため
それ以上の幅のある合板などは切断できません。

 


 

ジグソーで切断

 

この電動工具はミシンのように刃を上下させることによって木材を切断する電動工具です。
丸ノコ同様直線に切る事はもちろん、曲線、切り抜きなど自由に切断することが出来る万能工具です。

真っすぐ切りたい場合は、前記で紹介したガイドを使用すると真っすぐ切る事が出来ます。


 

マルチツールで切断

 

マルチツールは発売されてまだそんなにたっていない、比較的新しい電動こうぐです。
この電動工具は、通常の切断工具では行いにくかった切断作業を簡単に行うことが出来ます。

また、先端のブレードを取り替えれば剥離作業や研磨作業などにも使用することが出来ます。


 

マルチツールの替え刃


 

工事現場でのリアルなつぶやき
>・・・建物を長持ちさせるために・・・

・・・建物を長持ちさせるために・・・

建物は月日の経過とともに、日々劣化していくものです、建物の状況を確認し、気になる点や破損個所があった場合、被害を広げない(修繕費用を抑える)ためにも早めに対処が必要とされます。

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