玄関ドアをリフォーム!施工業者が完全解説!
玄関は住宅にとって顔となる部分となります。
普段からキレイにしておかなければならい所でもあります。
少し前までは玄関ドアのリフォームは工事をするとなると
かなり大掛かりな工事になりがちでした。
しかし、最近はリフォーム用のドアがでてきたことで
わりと簡単に玄関を新しく変えることが出来るようになりました。
そうわ言ってもお金が掛かることなので、簡単になったとはいえ
工事するのにどれくらいのお金が掛かるのか気になるところです。
ここでは玄関ドアのリフォームにかかる一般的な価格の目安を
知っていただき、適切な工事をするための手順を説明したいと思います。
玄関ドアのリフォームの基礎知識
施工業者にお願いする前に、ある程度の知識を身に着けて
おいた方が、何かと見えてくる部分があると思いますので
初めにある程度の知識を持っておきましょう。
まず玄関リフォームするにあたり大手メーカーがあります。
メーカーによってデザインや性能が違ってきますので
そこから選ぶことになってきます。
玄関を取替えるにあたって
まず!取り替えようとする理由を明確にしておきましょう。
その理由によってメーカー選定などが変わってくる場合もあります。
・断熱性能をもっといいものにしたい。
・腐食が進んできたので取り替えたい。
・見た目を変えたい
などなど・・いろいろな理由があると思います。
しかし、一番の理由は古くなって表面の色がムラになってきた。
表面に錆が発生してきた。建具の調整が限界で開け閉めがきつく不便になってきた。
そんな理由がほとんではないかと思います。
そこでここで紹介する大手サッシメーカーの特徴を参考に
皆様が玄関の取替えを決める手段のお手伝いをしていきたいと思います。
玄関、サッシ等の大手メーカー
LIXIL
グランデル2 ハイグレード使用 熱還流率:0.89W/㎡・k
日本でトップクラスの断熱性能をもつ玄関ドアでどの地域でも快適に暮らし
を提供できる一品です。
一般的なドアの厚さは40㎜程度ですが、グランデル2は、高性能パネルを
採用しているため、建具の厚さは60㎜になります。
そのため、扉内部の断熱量が増えるため圧倒的な断熱性能を実現しています。
当然、明り取りのガラスもトリプルガラスを採用しています。
スマートキーシステムは、CAZAS+(カードタイプ)、タッチキー(リモコンタイプ)、システムキー(ハンズフリー)の3タイプから選べます。
2か所の鍵をいちいち開ける作業は無くなります。
ボタンをワンタッチ、もしくはタッチレスになります。
LIXIL DOAC 玄関ドア 電動オープナーシステム
あなたの玄関が一日で自動ドアになります。
まるで魔法のように、重たい玄関ドアがボタンひとつで、鍵の施解錠からドアの開閉まで可能になります。
身体の不自由なあなた、ご高齢のあなた、ベビーカー利用する子育て世代のあなた、好きな時間に、誰の手も借りずに外出ができます。
YKKAP
イノベストD50Ⅾ70、ヴェナート、スマートドアプロントD30、そのほか・・・
他メーカに比べてデザイン、ラインナップが豊富な所が特徴です。
拘った玄関ドアを選びたい人には良いかもしれません。
イノベストⅮ50、70 熱貫流率(U値)0.90W/m2・K
高断熱玄関ドア イノベストD70は、断熱性、意匠性、使い心地
全てにおいて業界トップクラスの玄関ドアです。
ドアの厚さはリクシルより厚く82mmとなっていて
内外には高耐候である天然木を使用しています。
その分重さも出てきますが、さほど気にする必要はないと思います。
イノベストD70で見た目はもちろん、上質な住まいとなるでしょう。
キーシステムは、新世代ドアキーシステム「スマートコントロールキー」を
搭載しています。
リクシルで言う、カザスキー・タッチキーに類似しています。
三協アルミ
プロノーバ、ファノーバ、ラフォース、そのほか様々な外観に合う商品の中から、あなたのこだわりの一枚を選べます。
プロノーバ 熱貫流率が1.20W/㎡・K(採光無)
暖冷房した部屋と廊下・玄関ホールの温度差を抑えることができます。
取っ手や窓のアイアンの装飾にこだわりを感じます。
玄関ドアの厚さは60㎜となっています。
また、施錠したままでも自然風を採り入れるエコロジーな採風ドアとなっています。
重厚感も他社メーカーにも負けないほどの外観で機能的な面も気になるところです。どのメーカーも基本的な事ですが、冬は玄関まで暖かい
夏も熱を遮断する性能ですので暑い時期でも快適に過ごせます。
玄関ドアを選ぶポイント
玄関ドアのリフォームで大切な事は、交換する玄関ドアをどんなものにするか?
それを決める事です。
ここでは、玄関ドアを選ぶ時のポイントを少しお伝えします。
1.ドアの種類やデザイン
ドアを選ぶ際は開き戸、引き戸といった種類を選びます。
そして、色や形や模様などのデザインを選択していくイメージです。
基本的に現在使用している玄関の種類をベースに取替えを考えた方が
工事費としては安くなってきます。
どうしても現在の種類から変えたいのであれば
変更が可能かどうかプロに見てもらう必要があります。
引き戸にしたいのであれば壁を壊す作業!
引き戸を開き戸にする場合か壁を作る作業などが出てくるためです。
その分費用がプラスになっていくという事です。
デザインについては、家全体のイメージに影響を与えるので
全体のバランスをイメージして選択するようにしてください。
選ぶ際にはカタログを取り寄せ選ぶようにすると良いでしょう。
2.玄関ドアの防犯性
デザインの次に考えることは、防犯対策についてです。
どんな機能よりこれが一番重要だと言っても過言ではありません。
最近の玄関ドアは防犯性が高いものが多くなっていて
一つのドアに鍵が二つ付いているのが普通となっています。
また鍵自体も防犯性の高い「ディンプルキー」や「ウェーブキー」などが
主流になっています。
防犯性をさらに高めたい場合は、上記で説明したスマートキーシステムを
採用すれば、安全性がさらに高まります。
3.断熱性
次に重要となる部分はなんと言っても断熱性能です。
断熱性が無い玄関ドアは外の寒さがそのまま家の中に入り込んできたり
逆に中の暖かさが外に逃げたりしていきます。
デザインだけで玄関ドアを選んでしまえば、せっかく家を暖かくする
きっかけを作れたのにも関わらず、現状の断熱性能のままで
暖かさを確保できなかった!
なんていう事態は避けたいところです。
デザインだけで選んでしまわないように注意する必要があります。
玄関ドアリフォーム会社選びと注意点
そもそも、玄関ドアを交換するにあたりリフォーム会社を選ぶことも
重要となってきます。
リフォームして満足できるか否かはリフォーム会社で決まるととも言えます。
リフォーム会社選ぶ際のポイントと注意点をここで少しお話します。
1.玄関ドアリフォームの実績が豊富な会社
リフォーム会社と言っても、いろいろで様々なタイプの会社が存在します。
・新築メインでリフォームの経験が少ない。その逆もあります
・リフォームがメインで建築の納まりをあまり把握していない。
・新築、リフォームも経験豊富。
さまざまです。
会社の設立が古ければ、取引先から比較的安く仕入れる事が出来たりします。
2.相見積もりを2社以上から取る
見積もりは2社に依頼するようにしましょう。
単純に価格の比較が出来るからです。
その場合どちらの業者にも同じ条件で依頼することです。
同じメーカーのものでも、仕様や種類で価格がちがうからです。
その辺を的確に業者に説明したうえで初めて適正な比較が出来るのです。
また、提案も1番目の業者では出なかった提案が
2番目の業者ではさらに良い提案が出たりもします。
まとめ
リフォームの中でも玄関ドアのリフォームは比較的安価に行うことが出来ます。
安価ですが、家のイメージを大きく変えることができる上
工期も半日や1日でできるようになりました。
自分にあったリフォーム会社を選び、家全体の雰囲気とあった
ドアを選ぶことが出来れば、きっと満足できるリフォームが出来るはずです。
少しだけ手間隙をかけて、会社選びとドア選びを頑張ってみてください。