玄関ドアの交換【カバー工法】実例!その費用と方法とは。

長年住宅に住んでいると建物、建材などは劣化してくるものです。

屋根、外壁は多少の劣化があっても気になりませんが

玄関ドアやサッシについては劣化とともに調整などのメンテナンスが必要となってきます。

特に玄関ドア、サッシに関しては室内の温度に直接関係してきます。

調整で済むものであれば、業者に言って調整してもらうようにして

調整や補修ですまない場合は取替えをすることをお勧めします。

 

ドアを交換することで得られること

  1. 防犯性が高まる
  2. 断熱性能がアップする
  3. 見た目がよくなる

 

調整だけで済みそうな案件

  • 鍵か閉まりずらい
  • ドアが下がってきてスル音がする
  • ドアが自然に閉まってこない。
  • 建付けが悪い。
  • 鍵を無くした
  • 光取のガラスが割れた

などの場合です。

 

取り替えなけばならない案件

  • 20~30年以上たって部品等に不具合が生じた
  • 面材が腐食してきた
  • ドアが変形した
  • 防犯をより強化したい

 

同じドアの交換でも工程、金額を少なく済ませる方法があります。

以下で紹介するのは、実際にドアの交換を行った施工事例をもとに説明してきます。

ドアを交換する予定のある方は、絶対に目を通した方がよい事案です。

日数は1日金額は安くすむカバー工法についてお話します。

【玄関ドア交換で不満をリスクを減らす業者の選び方】

 

玄関リフォームが1日で終わる!その費用と方法とは!

以下では実際に工事をした時のポイントを準をもって説明していきます。

まずは『玄関を取替えようかな?』

と思った場合、方法としては2つしかありません!

① 玄関そのものを枠ごと外してて新しいものに取り換える
※枠、外壁、玄関床タイル等を解体して取り換える手法

② ドアのみを取り外し、既存の枠を利用しそれを隠すように、新たな枠を設置する
※枠が既存のものを使用するので解体工事がなくなる

簡単に言ってしまえばこれが主な施工の仕方となります。

①と②では全くといっていいほど費用が変わってきます。

なぜ費用が変わってくるのか説明していきます。

 

今回はカバー工法での玄関リフォームを紹介します

メリット

何と言っても作業が1日で終わります。

通常、枠自体を壊して取り替えようとすると、作業的には1週間程度は絶対に

かかってくると思います。

外壁、内部壁、玄関床タイルなど一切壊さなくても設置できる。

以上の事が言えます!

壊した場合の日程の差

そして金額の差

この差については下記の記事《玄関リホーム前》の項目のリンクにて暴露しています。

一般的に既築住宅の玄関ドアを交換する場合は

玄関ドア周辺の外壁や内部壁、床を壊し、既存玄関枠を建物から取り外し

新しい玄関枠を取り付けた後に壊した外壁や内部壁、床を修復する必要があります。

なので、時間も費用もそれなりにかかってしまいます。

また、外壁材やタイルといった建築材料はモデルチェンジのサイクルが非常に早い為
同じ物で修復できないことの方が多いです。理由はすでに廃版などになっていて

すでに生産されていないことがあるからです。

もし、同じ外壁があったとしても、元々の外壁は色褪せしてしまっているので

色的には全く同じという事にはならないでしょう。

そういった問題を解決するために、この『カバー工法』をお勧めするのです。

 

玄関リフォーム前

玄関リホーム前

 

まずこの状況でドア枠の寸法や段差などを正確に測って

その寸法を基準に枠をどうやって作るのか納まりを考えます。

お客様のところに業者さんと担当者が一緒に行った場合はその場で寸法を取って

その場はそれで終わりです。

そうでない場合はサッシ職人さんなどが、改めて計測しに来ることになるでしょう。

 

玄関リフォーム前の状況

 

今回は玄関そのものの機能としては問題ありませんが、見た目の問題です。

表面の仕上げ材が腐食してきています。

全体的に錆があがっているので取り替えたいとのことでした。

そこで提案したのがカバー工法による玄関の取替えです。

この工法で工事を行うと日程も1日で終わります。

何と言ってもドア単体の値段は少し高いですが

工事全体を考えると安く工事をあげる事が出来ます。

【カバー工法】何故、安くなる?はこちらの記事で!

 

【カバー工法】玄関リフォームの実際の工事で説明

あらかじめ寸法を計測したのを参考に、どう納めるのか検討し

こちらの指定した形状でメーカに発注します。

納期は発注してから2週間程度かかると思ったほうが良いでしょう。

 

玄関ドアを撤去します。

玄関ドア撤去

玄関のドアを撤去したら発注した枠材を取り付けます。

形状が少しても大きかったりしたら『試合終了です』

はめ込むときがちょっとドキドキします。

なので、工事前の現地調査が大切となってきます。

 

ドアの撤去完了。

既存ドア撤去

下の丸いものは丁番ですがそれも全て撤去しちゃいます。

 

製作した枠材を取付ます。

新規枠取付け
新規枠取付け

既存の枠に、新しく作った枠をビスにて取り付けます。

無事に既存の玄関の枠にぴったり入りました。

『プロみたいだな』ってサッシ屋さんがいってました(笑)

 

枠材の縦入れの確認

縦入れ確認

枠を設置しながら枠材を真っすぐに建てる事が出来ているか確認します。

場合によっては、元々の玄関が曲がっていたり、ねじれていたりします。

今回は気持ち倒れているかな?ほぼ真っすぐ建っている感じでしたので

全然、許容範囲でした。

なので、その気持ち程度のご誤差を念のために調整して固定していきます。

 

新しい枠の設置完了

新規 枠設置完了

枠の取付けが終わったら、いよいよドアの吊り込みです。

 

新規ドア吊り込み

新規ドア吊り込み

ドアの吊り込みが終わったら、既存のサッシ枠を隠すためのカバーを取り付けします。

これも又、製作物ですので間違えたら『試合終了』ってことになります。

2度もドキドキしなければなりません(笑)

まぁ!結果、プロみたく上手くいけばいいのですが(笑)

 

カバー取付け

カバー取付けする前

カバー取付完了

 

玄関取替え完了

 

ビフォー・アフター

着工前
完成

同然ですが良い(^.^)

こうなるまでの時間

9時に作業を開始 ~ 15時に終わりました。

問題が何もなかったので良かったです。

 

最終確認

玄関の工事は工事を開始したときからドアの調整等が終わるまで

基本的にドアを開けっぱなしとなっています。

増してやドアを吊るまっでは、誰でもどうぞ入ってください!

なんていう状況です。

工事をする際は、基本的に家に誰かいてもらわないと何かあったら大変です。

自分がずっと家に入れる時に工事をしてもらう事をお勧めいたします。

玄関の工事終了後は、当然お客様に確認をしてもらいます。

色と形状は間違えないか?

他に疑問はないか?

開閉スピードはいいか?

ドアの閉まりぐあいはいいか?

施錠はスムーズ時できるか?

鍵の本数の確認?

 

そういったことを最終的に確認をしてもらいます。

以上の事を確認してもらったうえで

お客様自身で鍵の開閉をしてもらいます。

全て良ければ無事に引き渡しとなります。

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工事現場でのリアルなつぶやき
>・・・建物を長持ちさせるために・・・

・・・建物を長持ちさせるために・・・

建物は月日の経過とともに、日々劣化していくものです、建物の状況を確認し、気になる点や破損個所があった場合、被害を広げない(修繕費用を抑える)ためにも早めに対処が必要とされます。

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